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J-GLOBAL ID:202102224810743809   整理番号:21A0359178

瀬戸内海西部における褐藻クロメの生態学的特性 II.裸地化後の群落再生過程

Ecological characteristics of Ecklonia kurome (Laminariales, Phaeophyceae) in the western Seto Inland Sea: II. Re-establishment process of the stand on experimentally denuded substrata
著者 (6件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 151-162  発行年: 2020年12月 
JST資料番号: F1952A  ISSN: 1883-3284  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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瀬戸内海西部の片島沖の裸地化した天然岩礁上において4年間にわたり,クロメ群落(Ecklonia kurome)の再生過程を観察した。2012年11月,片島の2地点(トックリ鼻とハギ鼻)の天然クロメ群落の各地点において,2つの1×1m方形枠内で殻状海藻を除くすべての大型海藻を除去した。2013年2月には,50~96個体m-2の密度でクロメ(2013年級群)の加入が観察された。2013年級群は2014年には成体に生長し,優占な林冠を形成した。裸地化から2年後の2014年11月には,2013年級群の平均密度(15~18個体m-2)と茎長は,他の方形枠のものよりも密度が高く(50個体m-2),平均茎長が大きかった1か所の方形枠を除き,周囲の天然群落と同じレベルに達した。このような生残や生育の差は,近接した方形枠間でも環境条件が異なり,その場所の群落の発達に影響を及ぼす可能性があることを示唆している。ハギ鼻では,裸地化から4年後も2013年級群の個体が約10%残っていた。この結果から,本海域でのクロメの最大寿命は少なくとも5年である可能性が示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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海藻類  ,  植物生態学 

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