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J-GLOBAL ID：202102225143491102   整理番号：21A0142425

橋梁耐震補強用ストッパーの寒冷地における特性の検討

PERFORMANCE OF CONTROLLING SEISMIC DAMPER FOR BRIDGES AT LOW TEMPERATURE ENVIRONMENT

著者 (6件)： 宮森保紀 (北見工大 工) ,  宮崎充 (オイレス工業) ,  藤生重雄 (オイレス工業) ,  山崎智之 (北見工大 工) ,  挾間藍 (北見工大 大学院工学研究科) ,  大島俊之 (北見工大 工)
資料名： 地震工学論文集(Web)  (土木学会地震工学論文集(Web))
巻： 29  ページ： 1244-1249(J-STAGE)  発行年： 2007年 
JST資料番号： U2197A  ISSN： 1884-846X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 制震構造部材の一つとして制震ダンパーが挙げられる。本研究では,低温下における制震ダンパーのエネルギー吸収性能を検討するため,常温と低温環境下において,正弦波,漸増正弦波および地震波入力による動的載荷実験を行った。実験結果から,変位-荷重関係については摩擦履歴型の履歴曲線が得られ,振幅と振動数の変化によって履歴面積も増減することが確認された。また,低温下でのエネルギー吸収量についても常温とほとんど変化が無いことが確認された。これらのことから本検討で対象とした制震ダンパーは低温下における温度依存性が少なく,-30°Cのような温度条件でも温度依存性の影響を受けず効率的なエネルギー吸収が可能なことを確認することができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *制振構造 ,  橋 ,  耐震補強 ,  寒冷地 ,  エネルギー吸収 ,  温度依存性 ,  *正弦波 ,  低温 ,  地震波 ,  荷重-変形関係 ,  載荷試験 ,  振動試験 ,  *減衰能 ,  動的載荷試験 ,  防振ダンパ
準シソーラス用語： *ダンパ ,  制振ダンパ

分類 (2件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  橋梁工学一般  (RC06010Y)

引用文献 (4件)：

• 1) 日本免震構造協会編: 免震構造入門, オーム社, 1995. 図-15No. 14十勝沖地震波による変位応答と履歴曲線
• 2) 小堀鐸二: 制振構造-理論と実践-, 鹿島出版会, 1993.
• 3) 日本道路協会: 道路橋示方書・同解説, 耐震設計編, 丸善, 2002.
• 4) 竹下光夫, 鷲野翔一: わかりやすい制御, オーム社, 2000.

タイトルに関連する用語 (4件)： 橋梁 ,  耐震補強 ,  ストッパー ,  寒冷地