抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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熱機関の熱効率を最大化する変分原理に基づく随伴方程式の方法を開発した。サイクルの作動流体を圧縮し,膨張するピストンの摩擦によるエネルギー散逸の有無での熱サイクルの簡単な例を用いてこの方法を説明した。散逸のない事例では,Curzon-Ahlbornエンジンで知られているものと同じ結果が得られた。散逸の場合,随伴方程式の解の存在は作動流体のタイプ,すなわち状態方程式に依存することを明らかにした。また,正味熱効率,サイクル仕事,および電力(散逸を考慮した)を最大にする随伴方程式の解が散逸を最小にすることを証明した。(翻訳著者抄録)