抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:出産後うつ病患者の視床下部-下垂体-副腎(HPA)軸ホルモン、甲状腺機能及び性ホルモンのレベル及びその意義を検討する。方法:出産後67週に、当病院の精神科外来検査にて出産後うつ病の産婦100例と抑うつ群、100例の同期出産後うつ病を発生しない産婦を対照群とした。両群のHPAホルモン、甲状腺ホルモン、性ホルモンレベルを測定し、比較した。抑うつ組患者の各ホルモンレベルとEtinberg出産後うつ病評価尺度(EPDS)採点の関係を分析した。結果:抑うつ群のCHR、ACTHレベルは対照群より高く(P<0.05)、抑うつ群のCORTレベルは対照群より低かった(P<0.05)。抑うつ群のTSHレベルは対照群より低かった(P<0.05)が、抑うつ群のTG-Ab、TPO-Ab、FT3、FT4レベルは対照群に比べ、統計学的有意差がなかった(P>0.05)。抑うつ群のE2レベルは対照群より低く(P<0.05),抑うつ群のPRL,P値は対照群より高かった(P<0.05)。E2,TSH,CORTレベルはEPDSスコアと負の相関があり(P<0.05),抑うつ群のPRL,CHR,ACTH測定値はEPDSスコアと正の相関があった(P<0.05)。結論:出産後うつ病患者の自己ホルモンレベルは正常産婦に異なり、出産後ホルモンレベルを調節することは出産後うつ病の改善に役立つ可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】