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J-GLOBAL ID:202102225657167080   整理番号:21A0785018

中国内モンゴル自治区における生乳出荷形態の再編論理-大手乳業向け出荷契約解消後の生乳生産者の分析-

Restructuring the Logic of Milk Shipment Patterns in Inner Mongolia, China: Analysis of Raw Milk Producers after Dairy Corporation Contract Termination
著者 (4件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 49-59  発行年: 2020年12月31日 
JST資料番号: L4254A  ISSN: 1341-934X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論文では,大手乳牛メーカーとの契約を終了した乳生産者の出荷形態を調査し,この再編の論理を明確にする。結果は次の通りである。第1に,事例乳生産者の半分は,メラミン事件以降に大手乳牛メーカーとの契約を解消し,4つの形態,すなわち,中小乳業契約型,市内商人介在型,市外商人介在型,出荷組織経由型によって生乳を出荷した。第2に,生産者の一部には1つの形態に留まらず,時間の経過とともに出荷形態を変更していく傾向がある。第3に,出荷,乳価,および乳代回収の面における出荷形態の比較から,出荷目的によって以下の選択形態,すなわち,最初に中小乳業契約型,次に,市内商人介在型,市外商人介在型へと変更していく傾向を示す。生産者組織経由型出荷は近年出てきた新しい形態である。したがって,生乳出荷形態の再編論理は,自らの酪農経営にとって制約条件の最も少ない生乳出荷形態を選択するということである。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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酪農製品一般  ,  マーケティング  ,  牛 
引用文献 (13件):
  • 戴容秦思(2016)「中国における酪農生産の変貌と乳業の生乳調達の実態」『農業市場研究』24(4):11-21.
  • 市川治・中村稔・片桐朱璃・・胡爾査・予洪霞・發地喜久治(2011)「中国・内蒙古における企業的酪農経営の展開」『酪農学園大学紀要』35(2):29-41.
  • 包翠栄・胡柏(2012)「内モンゴルにおける小規模酪農家の経営実態とメラミン事件の影響:フフホト市近郊の事例から」『農林業問題研究』48(1):47-51.
  • 李賽薇・劉玉梅(2017)「中国の乳業発展の現状と分析」『畜産の情報』332:59-76.
  • 大島一二(2017)「中国における乳業界の構造再編:「メラミン事件」の深刻な影響」『桃山学院大学経済経営論集』58(3):1-12.
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