抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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腫瘍崩壊ウイルスは腫瘍細胞の特異的標的化と殺傷を示し,従って癌免疫療法のための魅力的な資産を提供する。アデノウイルスおよび単純ヘルペスウイルスに基づく腫瘍崩壊ウイルスベクターと平行して,腫瘍崩壊RNAウイルスおよび特にアルファウイルスをデリバリービークルとして評価した。M1およびSindbis AR339のような自然発症の腫瘍性アルファウイルス株を用いて,膠芽腫,血液学的,肝細胞,結腸,頸部および肺癌ならびに黒色腫を含む各種癌に対する実験的げっ歯類モデルにおける免疫化研究を行った。さらに,動物は,様々な抗原を発現する,遺伝子操作の腫瘍複製欠損と,SindbisウイルスとVenezuelanウマ脳炎ウイルスベクターでワクチン接種された。ワクチン接種は,強い抗体反応を誘導し,腫瘍増殖阻害,腫瘍退縮および完全な腫瘍根絶を生じた。ワクチン接種はまた,いくつかの動物モデルで生存を延長した。さらに,前臨床評価は,腫瘍崩壊アルファウイルス投与の予防および治療効果の両方を示した。ヒトにおける臨床試験は,これまで安全研究に限定されている。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】