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J-GLOBAL ID:202102226017061966   整理番号:21A2505919

エルニーニョ-南方振動に対する全球流出の射影応答【JST・京大機械翻訳】

Projected response of global runoff to El Nino-Southern oscillation
著者 (4件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 084037 (12pp)  発行年: 2021年 
JST資料番号: W5555A  ISSN: 1748-9326  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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エルニーニョ南方振動(ENSO)は年年気候変動の主要なモードであり,地球規模での流出変動に影響すると予想される。これまでの研究はENSOと流出の相関分析と流出のENSO誘起振幅変化に焦点を当てたが,他の主要な気候モードの交絡影響を考慮した因果解析は不足している。より極端なENSO事象が将来予測されているので,地球流出に対するENSOの影響の理解を深めることが重要である。ここでは,結合モデリング相互比較プロジェクトフェーズ6モデルシミュレーションからの出力を用いて,2015~2100年にわたる流出に対するENSOの因果関係を調べた。著者らの解析は,南Annularモード,北大西洋振動およびインド洋ダイポールの可能な交絡効果を説明する。著者らは,ENSOのシグネチャが,中央と東部アジアの限られた地域,東南アジアの大きな部分,東部と南部のアフリカの限られた地域,西部と東部のオーストラリア,南部と西部の北アメリカ,東部南極と南アメリカの大部分を含むさまざまな地域にわたって,将来の全流出で検出できることを見出した。中央アジア,オーストラリアの東海岸,南中央北アメリカおよび南アメリカのENSOの因果的影響に対するモデルにわたって高い一致があった。マルチモデル将来予測は,歴史的期間1915~2000と比較して,西と中央アジア,北アメリカの西海岸,南アメリカ南東部の全流出に対するENSOのより高い影響を示した。実質的なENSO影響を有するすべての地域は,歴史的シミュレーションにおける3.6%の土地面積を占めて,この比率は将来シナリオにおいて5.6%まで増加した。さらに,結果は,表面流出が,ほとんどの地域における全流出と比較してENSOに対してそれほど敏感でないことを強調した。これらの結果はENSOに基づく将来の水管理計画の含意を持つ。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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大気大循環,熱帯気象  ,  気候学,気候変動 
タイトルに関連する用語 (5件):
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