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J-GLOBAL ID:202102226108236159   整理番号:21A0426394

Sonic-IR 法における帯板試験片の片側貫通き裂での発熱と試験片の振動モードの関係

Relationship between Heat Generation at Single Edge Penetrating Crack in Strip Specimen and Vibrational Modes of Specimen in Sonic-IR Method
著者 (3件):
資料名:
巻: 69  号: 12  ページ: 902-909(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: F0385A  ISSN: 0514-5163  CODEN: ZARYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Sonic-IR法における欠陥での発熱の基本的な物理学をさらに理解し,そして適切な超音波励起法を検討して欠陥の検出可能性を改善するために,片端貫通疲労亀裂を有するストリップ形状の試験片のSonic-IR試験を,超音波励起位置を変えて行い,試験片の振動モードと疲労亀裂近傍の温度上昇の間の関係を調べた。異なる亀裂位置を有する3つの試験片を調製した。全ての試験片において,疲労亀裂の温度上昇は,超音波励起位置の変化に伴って周期的に変化した。各試験片について,2次,4次および6次のねじり自然振動が観察され,これらの振動の中に,亀裂における発熱に強い影響を与えるねじり振動があった。このような振動の波腹と波節の位置は,温度上昇のピークと底の位置とよく対応しており,振動の順序は,亀裂の場所によって変化した。亀裂における発熱に強く影響を及ぼすねじり振動は,2つの亀裂表面間の相対変位と試験片に観察される3つの振動間の振動の周波数から計算される最大振動エネルギーを有することが分かった。本研究の条件において,節点位置にある亀裂の存在が,逆相のこれら2つの亀裂面の振動により,2つの亀裂表面間の相対振動を増加し,したがって,振動エネルギー,すなわち,亀裂における発熱を増加させる可能性がある。(翻訳著者抄録)
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非破壊試験 
引用文献 (16件):
  • 1) L. D. Favro, X. Han, Z. Ouyang, G. Sun, H. Sui and R. L. Thomas, “Infrared imaging of defects heated by a sonic pulse”, Review of Scientific Instruments, Vol.71, pp.2418-2421 (2000).
  • 2) F. Mabrouki, M. Thomas, M. Genest and A. Fahr, “Frictional heating model for efficient use of vibrothermography”, NDT&E International, Vol.42, pp.345-352 (2009).
  • 3) J. Renshaw, J. Chen, S. Holland and R. Thompson, “The sources of heat generation in vibrothermography”, NDT&E International, Vol.44, pp.736-739 (2011).
  • 4) S. Holland, C. Uhl, Z. Ouyang, T. Bantel, M. Li, W. Meeker, J. Lively, L. Brasche and D. Eisenmann, “Quantifying the vibrothermographic effect”, NDT&E International, Vol.44, pp.775-782 (2011).
  • 5) Feng F, Zhang C, Min Q, J. Zhu, W. Wang and X. Chao, “Heating characterization of the thickness-through fatigue crack in metal plate using sonic IR imaging”, NDT&E International, Vol.87, pp.38-43 (2017).
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