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J-GLOBAL ID：202102226296956133   整理番号：21A1882759

サワー環境におけるベイナイト鋼の開始と伝播挙動のその場研究【JST・京大機械翻訳】

In-Situ Investigation of Initiation and Propagation Behavior of Bainitic Steels in Sour Environment

著者 (5件)： Yasuda Kyono (JFE Steel Corporation, Fukuyama, Japan) ,  Ishikawa Nobuyuki (JFE Steel Corporation, Kawasaki, Japan) ,  Matsui Yutaka (JFE Steel Corporation, Kawasaki, Japan) ,  Mizuno Daisuke (JFE Steel Corporation, Kawasaki, Japan) ,  Yokota Tomoyuki (JFE Steel Corporation, Kawasaki, Japan)
資料名： ASME Conference Proceedings  (ASME Conference Proceedings)
号： OMAE2018  ページ： Null  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0478C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水素誘起割れ(HIC)は,鋼表面での水素吸収と侵入を促進する硫化水素(H_2S)の被毒効果によって生じる。したがって,ラインパイプ鋼は,酸性環境において十分なHIC抵抗を持つことが重要である。HIC抵抗は通常,NACE TM0284のような標準化浸漬試験後の亀裂を測定することにより評価される。しかし,一般的評価方法は,HIC開始と伝搬挙動を別々に調査することができない。酸味サービスラインパイプの亀裂挙動に及ぼす冶金因子の影響を理解することが必要である。本研究では,その場超音波検査装置を,亀裂開始と伝搬挙動を定量的に明らかにするために,ベイナイトミクロ組織を有するいくつかのラインパイプ鋼のHIC試験に適用した。試験片の亀裂の3次元(3D)分布を時系列として捉え,亀裂面積比(CAR)の時間的変化を調べた。CAR-時間曲線は異なるCAR増加率を有する4段階から成ることを明らかにした。第一段階は亀裂発生のインキュベーションである。第二段階では,亀裂が発生し,成長し,隣接亀裂は急速に合体した。第1および第2段階に関して,HIC開始に対する感度は,MnSおよびNb介在物のような,水素拡散係数および亀裂開始サイトの密度と良く相関した。第3段階では,合体亀裂は中心偏析領域に沿って伝搬する。個々の亀裂挙動の調査から,より硬い領域に沿った亀裂は,より高い伝播速度を示した。第4段階では,亀裂伝播速度は静止状態に減少した。最終段階における亀裂成長は母材の硬度によって強く影響され,亀裂はHICが高強度鋼で発生すると容易に伝播する。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 拡散係数 ,  亀裂 ,  標準化 ,  水素 ,  ニオブ ,  *鋼 ,  硫化水素 ,  *ベイナイト ,  亀裂伝搬 ,  水素吸蔵 ,  パイプライン用鋼 ,  三次元 ,  亀裂発生 ,  介在物 ,  高強度鋼

分類 (3件)： 金属材料  (HC04020L) ,  腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q) ,  腐食  (WB03030B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 環境 ,  ベイナイト鋼 ,  伝播 ,  挙動 ,  研究