文献

J-GLOBAL ID：202102226796007793   整理番号：21A1433014

アルツハイマー病におけるインターロイキン-18,酸化ストレスおよびメタボリックシンドロームの役割【JST・京大機械翻訳】

The Role of Interleukin-18, Oxidative Stress and Metabolic Syndrome in Alzheimer’s Disease

著者 (2件)： Ojala Johanna O. ,  Sutinen Elina M.
資料名： Journal of Clinical Medicine (Web)  (Journal of Clinical Medicine (Web))
巻： 6  号： 5  ページ： 55  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7214A  ISSN： 2077-0383  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 散発性Alzheimer病(AD)を含む神経変性疾患の沈殿におけるインターロイキン(IL)および酸化ストレス(OS)の役割は,更なる解明を必要とする。神経病理学的特徴-細胞外神経性アミロイド-β(Aβ)プラークに加えて,酸化的および興奮毒性損傷と同様に,高リン酸化タウおよびニューロン消失-慢性炎症を含む神経原線維もつれ(NFT)は,AD脳に存在する。ADの経過中のこれらのイベントの病理学的後遺症と相互作用は,更なる調査を必要とする。脳は,その過酸化感受性脂肪酸の豊富さにより,特にOSに感受性であり,その高酸素要求と共役する。同時に,脳はロバストな抗酸化系を欠く。OSが蓄積できる複数の機構およびトリガーの中で,炎症性サイトカインは酸化およびニトロソ化ストレスを持続し,最終的に細胞損傷をもたらす。炎症とOSの結果を理解することは,遺伝的因子との相互作用を含むADの根底にある初期事象を明らかにする可能性がある。炎症性サイトカインは,転写因子を介した異常な遺伝子発現の誘導因子である。肥満,2型糖尿病,心血管疾患およびメタボリックシンドロームを含むADに対する感受性障害は,複数のAD関連蛋白質を調節する炎症誘発性サイトカイン,IL-18の増加と関連している。本稿では,IL-18とADおよびAD結合医療条件との関連をレビューした。この様なデータは,健康な食事と組み合わせた活性生活様式が炎症を改善し,散発性ADのリスクを低下することを示す。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *酸化 ,  相互作用 ,  脂肪酸 ,  アミロイド ,  炎症 ,  リン酸化 ,  *インターロイキン ,  遺伝子発現 ,  後遺症 ,  *Alzheimer病 ,  転写因子 ,  *酸化ストレス ,  *メタボリックシンドローム
準シソーラス用語： 神経変性疾患 ,  *インターロイキン18 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (14件)： インターロイキン-18 ,  炎症 ,  酸化ストレス ,  アルツハイマー病 ,  メタボリックシンドローム ,  血液-脳関門 ,  BVR ,  DJ-1 ,  DDAH ,  ペルオキシレドキシン ,  エノラーゼ ,  14-3 ,  MMP14 ,  Bcl-xL

分類 (1件)： 神経系の疾患  (GN03000O)

引用文献 (162件)：

• Krapfenbauer, K.; Engidawork, E.; Cairns, N.; Fountoulakis, M.; Lubec, G. Aberrant expression of peroxiredoxin subtypes in neurodegenerative disorders. Brain Res. 2003, 967, 152-160.
• Jomova, K.; Vondrakova, D.; Lawson, M.; Valko, M. Metals, oxidative stress and neurodegenerative disorders. Mol. Cell Biochem. 2010, 345, 91-104.
• Essick, E.E.; Sam, F. Oxidative stress and autophagy in cardiac disease, neurological disorders, aging and cancer. Oxid. Med. Cell Longev. 2010, 3, 168-177.
• Dmitriev, L.F.; Titov, V.N. Lipid peroxidation in relation to ageing and the role of endogenous aldehydes in diabetes and other age-related diseases. Ageing Res. Rev. 2010, 9, 200-210.
• Bendlin, B.B.; Carlsson, C.M.; Gleason, C.E.; Johnson, S.C.; Sodhi, A.; Gallagher, C.L.; Puglielli, L.; Engelman, C.D.; Ries, M.L.; Xu, G.; et al. Midlife predictors of Alzheimer’s disease. Maturitas 2010, 65, 131-137.

タイトルに関連する用語 (5件)： アルツハイマー病 ,  インターロイキン-18 ,  酸化ストレス ,  メタボリックシンドローム ,  役割