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J-GLOBAL ID:202102227125510828   整理番号:21A2819554

ブルータングウイルスに対する耐久性および交差防御CD8+T細胞免疫を誘導するためのワクチン接種戦略としての蛋白質NS1を発現するChAdOx1およびMVAベクターの異種組合せ【JST・京大機械翻訳】

Heterologous Combination of ChAdOx1 and MVA Vectors Expressing Protein NS1 as Vaccination Strategy to Induce Durable and Cross-Protective CD8+ T Cell Immunity to Bluetongue Virus
著者 (11件):
資料名:
巻:号:ページ: 346  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7290A  ISSN: 2076-393X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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免疫優性CD8+T細胞エピトープを含むブルートングウイルス(BTV)の非構造蛋白質NS1の配列はBTV血清型間で高度に保存されており,従って普遍的なBTVワクチンの開発における主要なツールとなっている。本研究では,BTV-4またはその切断型NS1-NtのNS1蛋白質を発現する組換えチンパンジーアデノウイルス(ChAdOx1)および修飾ワクシニアウイルスAnkara(MVA)ベクターに基づくマルチ血清型BTVワクチン候補を設計した。ChAdOx1-NS1またはChAdOx1-NS1-Ntの単回用量は,BTV-4/MOR09の致死量,BTV-1とBTV-4の致死量に対して,中等度のCD8+T細胞反応を誘導し,IFNAR(-/-)マウスを保護したが,動物は感染後に低ウイルス血症を示した。さらに,単一用量のChAdOx1-NS1で免疫したIFNAR(-/-)マウスは,ウイルス血症や臨床徴候がない場合にBTV-8の致死量によるチャレンジ後に保護された。更に,NS1またはNS1-Ntを発現する異種プライム-ブーストChAdOx1/MVAは,頑健なNS1特異的CD8+T細胞反応を誘導し,免疫後16週間でもBTV-4/MOR09に対し動物を防御し,チャレンジ後,どの時点でもウイルス血症の検出不能レベルを示した。その後,ChAdOx1/MVA-NS1に基づく最良の免疫戦略をヒツジにおいて分析した。非免疫動物は感染後104PFU/mLまでの発熱とウイルス血症レベルを示した。対照的に,ウイルス血症は免疫ヒツジで検出されたが,血液中のウイルスレベルは臨床徴候のない非免疫動物よりも100倍低かった。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  ウイルスによる動物の伝染病 
引用文献 (69件):
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