抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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目的:益腎消痺湯による強直性脊椎炎腎虚寒証の臨床治療効果及び腫瘍壊死因子-α(TNF-α)、インターロイキン-6(IL-6)などの炎症因子レベル及び骨代謝指標への影響を観察する。方法:患者をランダムに対照群、観察群各35例に分け、対照群の患者はメロキシカム錠剤とスルファサラジン錠剤で通常の治療を行い、観察群には益腎消痺湯を加えて内服を追加し、治療期間は6ケ月であった。治療前後に、患者の脊柱疼痛視覚アナログ採点(VAS)、炎症活動指数(BASDAI)、バールスAS機能指数(BASFI)、胸郭活動度、腰椎活動度(Schober試験)、「4」字試験、後頭-壁距離、指-地距離、治療前後を評価した。全体スコア(PGA)およびTCM症候群スコアを指標とした。治療前後の赤血球沈降(ESR)、C反応性蛋白(CRP)、TNF-α、IL-6、カルシトニン(HCT)、オステオカルシン(BGP)、副甲状腺ホルモン(PTH)、骨アルカリホスファターゼ(BALP)などの指標レベルを測定し、同時に安全性評価を行った。結果;治療後、観察群の総有効率は81.8%で、対照群の68.7%より高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。両群の治療後の症候群スコア、VASスコア、BASFI、BASDAI、PGA、「4」字試験スコアは治療前より明らかに低下し(P<0.05)、患者の胸郭活動度が増加し、後頭-壁距離、指-地距離が短縮した。観察群の患者の腰椎活動度は明らかに改善し(P<0.01),対照群の腰椎活動度は治療前より改善されなかった(P>0.05)。観察群患者の治療後の症候群スコア、VASスコア、BASFI、BASDAI、PGA、「4」字試験採点はいずれも対照群より著しく低く(P<0.01)、後頭-壁距離、指-地距離はいずれも対照群より明らかに短かった(P<0.01)。胸郭活動度とSchoberは対照群より明らかに大きかった(P<0.05)。治療後のTNF-α,ESR,IL-6,CRPは両群で治療前より明らかに低かった(P<0.05)が,治療群のTNF-α,ESR,IL-6,CRPレベルは対照群より著しく低かった(P<0.01)。治療後両群のPTHレベルは治療前より明らかに低かった(P<0.01)が、群間に有意差を認めなかった(P>0.05)。治療後両群のBGPレベルは治療前より明らかに高く(P<0.01)、観察群のBGPレベルは対照群より明らかに高かった(P<0.05)。観察群の副作用の発生状況は対照群より少なかった。結論:益腎消痺湯は強直性脊椎炎患者の症状を緩和し、患者の運動能力を改善し、しかも炎症性因子レベルを降下でき、骨量の損失を予防でき、臨床の治療効果は良好で、安全性は高い。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
