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J-GLOBAL ID：202102227289091482   整理番号：21A0167015

一重項酸素増感三重項励起子によるカーボンナノチューブからの遅延蛍光【JST・京大機械翻訳】

Delayed Fluorescence from Carbon Nanotubes through Singlet Oxygen-Sensitized Triplet Excitons

著者 (4件)： Lin Ching-Wei (Department of Chemistry and the Smalley-Curl Institute, Rice University, Texas, United States) ,  Bachilo Sergei M. (Department of Chemistry and the Smalley-Curl Institute, Rice University, Texas, United States) ,  Weisman R. Bruce (Department of Chemistry and the Smalley-Curl Institute, Rice University, Texas, United States) ,  Weisman R. Bruce (Department of Materials Science and NanoEngineering, Rice University, Texas, United States)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 142  号： 50  ページ： 21189-21196  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 液体懸濁液中の単層カーボンナノチューブ(SWCNT)は,一重項酸素分子(1O_2)からのエネルギー移動により直接生成する,アップコンバート三重項励起子から生じる,遅延した,マイクロ秒スケールの蛍光を放出することが観察された。一重項酸素は,光学的に励起された有機増感剤の消光により生成する。この遅延蛍光の機構を時間分解発光動力学,遅延発光スペクトル及び偏光分解励起発光スペクトルの測定から推定した。SWCNT構造に対する1O_2増感効率の観察された強い依存性は,(7,6)三重項励起子が970meVに近いエネルギーを有することを示唆した。E_11T→E_11Sアップコンバージョンに対する収率は,数パーセントの範囲にあることが分かった。これらの収率は温度上昇と共に増加し,励起強度の増加とともに減少し,熱活性化と三重項励起子消滅過程を反映した。Copyright 2021 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： エネルギー移動 ,  *蛍光 ,  懸濁液 ,  発光 ,  発光スペクトル ,  偏光 ,  *励起 ,  周波数逓倍 ,  *増感 ,  *遅延蛍光 ,  増感剤 ,  *カーボンナノチューブ ,  *一重項酸素 ,  単層カーボンナノチューブ
準シソーラス用語： *三重項励起子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 有機化合物のルミネセンス  (BM08094A) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  発光素子  (NC03082G) ,  分子構造と性質の実験的研究  (CB01020I) ,  物理化学一般その他  (CB01030T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 一重項酸素 ,  三重項励起子 ,  カーボンナノチューブ ,  遅延蛍光