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J-GLOBAL ID:202102227628070165   整理番号:21A0215983

堆積岩山地の水源流域における降雨-流出応答に対する地質構造の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of geological structures on rainfall-runoff responses in headwater catchments in a sedimentary rock mountain
著者 (6件):
資料名:
巻: 34  号: 26  ページ: 5567-5579  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0474A  ISSN: 0885-6087  CODEN: HYPRE3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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山岳地域の降雨-流出応答の明確化は,水資源管理と同様に災害予測に不可欠である。流出は地形によって著しく影響を受けると考えられているが,いくつかの以前の研究は,地質構造が降雨-流出特性に著しい影響を及ぼすことを報告した。特に,堆積岩山に位置する水源流域では,傾斜と走向が雨水流出に大きく影響する可能性がある。本研究では,堆積岩山の頂上から放射状に位置する12の集水域からの観測された流出ハイドログラフに基づいて,降雨-流出特性に及ぼす地質構造の影響を調べた。得られた結果は次の通りであった。(1)12流域の地形湿潤指数(TWI)分布は類似していたが,それらの流出特性には有意差があった。(2)走向方向(ストライク指向流域)に向いている平均流方向を持つ集水域は,大きな基底流によって特性化される。(3)反対傾斜方向(反対ディップ指向流域)に向いている平均流方向を有する流域は急勾配であり,これは急速な嵐流出発生をもたらす。(4)ディップ方向(ディップ指向流域)に対して配向した平均流方向を有する流域は緩やかであり,これは,遅れた嵐流出発生をもたらす。走向指向流域では,水理的異方性による層理面に沿って流れる大量の地下水が,観測された基底流の大きな量,すなわち,走向指向流域において,流出は地質構造によって直接制御されると推測された。逆に,逆向きのディップ指向とディップ指向の流域では,流出は地質構造によって間接的に制御され,すなわち,地質構造は斜面勾配に影響し,それは嵐流出発生の違いをもたらす。したがって,本研究は,地質構造が堆積岩山に位置する水源流域における降雨-流出応答に著しく影響することを明確に示した。Copyright 2021 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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流出解析  ,  水文学一般  ,  流出過程およびそれに及ぼす影響  ,  自然災害 

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