抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:呼気一酸化窒素(FeNO)、血清好酸球陽イオン蛋白(ECP)、免疫グロブリンE(IgE)の単項及び連合検査による気管支喘息の診断効能、及び各指標と肺機能との関係を検討する。【方法】2016年6月から2018年6月までに,気管支喘息患者138例を対象に,気管支喘息および非気管支喘息(慢性気管支炎など)のベースラインデータ,FeNO,血清ECPおよび血清ECPを,遡及的に分析した。FeNO,血清ECP,IgEレベルと肺機能の関係を分析し,FeNO,血清ECP,IgE単独および結合検査で気管支喘息のROC曲線を鑑別した。結果:気管支喘息患者138例のうち、最終的に気管支喘息と診断された患者67例、非気管支喘息患者71例、そのうち23例が慢性咳、14例が慢性気管支炎、18例がアレルギー性鼻炎、その他が16例であった。気管支喘息群の患者のFeNO、血清ECP、IgEレベルは非気管支喘息群より明らかに高く(P<0.05)、FEV1%、PEF%レベルは非気管支喘息群より明らかに低かった(P<0.05)。FeNO、血清ECP、IgEレベルはFEV1%、PEF%指標と顕著な負の相関を呈した(P<0.05)。ROC曲線の結果、3指標連合検査による気管支喘息診断のAUCは0.847で、各指標の単項目検査(0.834、0.780、0.730)より高く、検出感度は0.731で、各指標の単項検査(0.642、0)より明らかに高かった。597,0.493)。結論:気管支喘息患者には、FeNO、血清ECP、IgEの著明な上昇があり、しかも生体FEV1%、PEF%などの肺機能指標と顕著な線形負の相関がある。気管支喘息を疑う患者に対して、早期にFeNO、血清ECP、IgE検査を行うことは気管支喘息の鑑別診断に有利であり、連合検査は気管支喘息に対する感度が高く、気管支喘息の早期スクリーニングにもっと価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】