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J-GLOBAL ID：202102228002518589   整理番号：21A0327827

メカニカルアロイング法による新規スキルミオン物質の創製

Synthesis of Novel Skyrmion Host Materials by Mechanical Alloying

著者 (1件)： SO Yeong-Gi (秋田大 大学院理工学研究科)
資料名： 村田学術振興財団年報  (Annual Report of the Murata Science Foundation)
号： 34 12月  ページ： 83-89  発行年： 2020年12月 
JST資料番号： L5491A  ISSN： 0919-3383  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 磁気スキルミオンは,ナノメートルスケール寸法でのそれらのトポロジー安定性のため,将来のデータ保存デバイスでの使用に有望である。B20型キラル構造を有する遷移金属モノゲルマニウム化物は,安定な磁気スカイミオンをホストとするキラル磁石の典型的な例である。スキルミオンホストB20型合金は集中的に研究されているが,合成プロセスはこれまで高圧および高温合成に限定されてきた。メカニカルアロイングは,従来の溶融プロセスにより製造するのが困難または不可能であるいくつかの合金および化合物の形成のための材料加工技術の1つである。本研究では,機械的合金化を適用してB20型遷移金属モノゲルマニウム化物を合成し,高圧合成なしでいくつかの二元および三元B20型合金を得た。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： メカニカルアロイング ,  *スキルミオン ,  単位 ,  位相幾何学 ,  安定性 ,  データ蓄積 ,  記憶素子 ,  性質 ,  *ゲルマニウム化合物 ,  *遷移金属化合物
準シソーラス用語： 磁気スキルミオン ,  ナノメータ ,  トポロジー ,  データ保存 ,  キラル

分類 (1件)： 金属結晶の磁性  (BM06040T)

引用文献 (8件)：

• S. Mühlbauer, B. Binz, F. Jonietz, C. Pfleiderer, A. Rosch, A. Neubauer, R. Georgii and P. Böni Science, 323 (2009) 915.
• N. Nagaosa and Y. Tokura, Nature Nanotechnology, 8 (2013) 899.
• X.Z. Yu, N. Kanazawa, Y. Onose, K. Kimoto, W.Z. Zhang, S. Ishiwata, Y. Matsui and Y. Tokura, Nature Materials 10 (2011) 106.
• T. Tanigaki, K. Shibata, N. Kanazawa, X.Z. Yu, Y. Onose, H.S. Park, D. Shindo and Y. Tokura, Nano Letters 15 (2015) 5438.
• K. Shibata, X.Z. Yu, T. Hara, D. Morikawa, N. Kanazawa, K. Kimoto, S. Ishiwata, Y. Matsui and Y. Tokura, Nature Nanotechnology 8 (2013) 723.

タイトルに関連する用語 (4件)： メカニカルアロイング法 ,  スキルミオン ,  物質 ,  創製