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J-GLOBAL ID:202102228560836760   整理番号:21A0031658

リジンと18-クラウン-6間の選択的錯体生成を利用するメチル化ペプチドの高効率分離【JST・京大機械翻訳】

Highly Efficient Separation of Methylated Peptides Utilizing Selective Complexation between Lysine and 18-Crown-6
著者 (14件):
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巻: 92  号: 23  ページ: 15663-15670  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質メチル化は,最も一般的で重要な翻訳後修飾の1つであり,後成的調節,シグナル伝達,クロマチン代謝において重要な役割を果たす。しかし,メチル化型の多様性,メチル化部位と非修飾遺伝子間のわずかな差異,および超低豊度のため,生物学的試料からメチル化ペプチドを捕捉し,分離することは異常に困難である。ここでは,高速液体クロマトグラフィーにおける移動相添加剤として18-クラウン-6を用いてメチル化及び非メチル化ペプチドを分離する簡単で高効率な方法を紹介した。リジンと18-クラウン-6間の選択的錯化はC18固定相上のペプチドの保持を著しく増加させ,リジンメチル化と非メチル化ペプチド間の優れたベースライン分離をもたらした。可能な結合機構を,核磁気共鳴滴定,生体層干渉法,および量子化学計算によって確かめた。簡単な濃縮方法論の確立により,良好な選択性が達成され,非常に改善されたシグナル対ノイズ(S/N)比を有する4つのメチル化ペプチドが10倍ウシ血清アルブミントリプシン消化物を含む複雑なペプチド試料から分離できた。ヒストンを消化する酵素としてrLys Nを選択することによって,ヒストンにおけるメチル化情報を著者らの濃縮方法に基づいて十分に同定することができた。本研究は,翻訳後修飾プロテオミクスにおけるリジンメチル化ペプチドの選択的濃縮に対する道を開き,新しい洞察を提供する。Copyright 2021 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  分子構造 

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