文献
J-GLOBAL ID:202102228681349335   整理番号:21A0032349

イオン移動度-質量分析および紫外分光法により明らかにしたK+(クラウンエーテル)錯体の立体配座【JST・京大機械翻訳】

Conformation of K+(Crown Ether) Complexes Revealed by Ion Mobility-Mass Spectrometry and Ultraviolet Spectroscopy
著者 (12件):
資料名:
巻: 124  号: 48  ページ: 9980-9990  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0334B  ISSN: 1089-5639  CODEN: JPCAFH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
K+イオンを有するジベンゾ-24-クラウン-8(DB24C8)錯体の立体配座および電子構造を,イオン移動度-質量分析(IM-MS),気相中の紫外(UV)光解離(UVPD)分光法および溶液中の蛍光分光法によって調べた。2つのベンゼン環の相対位置が互いに異なるDB24C8(SymDB24C8,Asym1DB24C8,Asym2DB24C8)の3つの構造異性体を調べた。86KでのIM-MS結果は,K+(SymDB24C8)とK+(Asym1DB24C8)錯体に対する2セットの配座異性体の明確な分離を明らかにしたが,K+(Asym2DB24C8)複合体は1セットのみを明らかにした。2組の配座異性体は,錯体中のベンゼン-ベンゼン距離がそれぞれ長い(>6Å)と短い(<6Å)の開放型と閉鎖型に起因した。300KでのIM-MSはK+(SymDB24C8)錯体の2つの配座異性体セットを分離できず,開放と閉鎖立体配座間の相互変換が300Kで生じ,86Kで起きなかった。DB24C8のクラウン空洞は,複合体中のK+イオンの周りに包まれたが,IM-MSの結果は,迅速な空洞変形の直接証拠と300Kでの安定な配座異性体の再構成をもたらした。~10KでのK+(SymDB24C8)とK+(Asym1DB24C8)錯体のUVPDスペクトルは,複数の配座異性体の共存に起因するいくつかの鋭い振電バンドを伴う広い特徴を示した。メタノール溶液中で得られた蛍光スペクトルは,SymDB24C8だけがK+カプセル化で2つのベンゼン環間の平行配置を仮定することができるので,分子内エキサイマが3つの錯体の中でK+(SymDB24C8)中でのみ形成されることを示唆した。K+イオンに対するカプセル化法(”ウラプラウンド”配置)は,DB24C8の3つの構造異性体で類似していたが,2つのベンゼン環の相対位置の違いは,全体的な断面に影響した。本研究は,ホスト分子への芳香環のような適切な嵩高い基の導入と組み合わせた温度制御IM-MSがホスト-ゲスト系におけるカプセル化の動的側面を明らかにすることができることを示した。Copyright 2021 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子化合物  ,  分子の電子構造 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る