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J-GLOBAL ID:202102229032239047   整理番号:21A2844260

CRISPR/Cas9およびCre/Lox系により仲介されるgE/gIおよびTK/gE/gI遺伝子欠失仮性狂犬病ウイルスワクチンの比較【JST・京大機械翻訳】

Comparison of gE/gI- and TK/gE/gI-Gene-Deleted Pseudorabies Virus Vaccines Mediated by CRISPR/Cas9 and Cre/Lox Systems
著者 (21件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 369  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7293A  ISSN: 1999-4915  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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偽狂犬病ウイルス(PRV)による偽狂犬病(PR)はブタにおける急性で熱性感染症である。PRを根絶するために,より効果的なワクチンを開発する必要がある。ここでは,gE/gI-及びTK/gE/gI遺伝子欠失組換PRV(rGXΔgE/gI及びrGXΔTK/gE/gI)をCRISPR/Cas9及びCre/Lox系を介して構築した。rGXΔTK/gE/gIはマウスでrGXΔgE/gIより安全であることを見出した。さらに,rGXΔgE/gIおよびrGXΔTK/gE/gIの効果をブタにおいてさらに評価した。rGXΔgE/gIとrGXΔTK/gE/gIは,ブタにおけるIFN産生CD4+とCD8+T細胞の数を有意に増加させたが,rGXΔgE/gIとrGXΔTK/gE/gIの間に差はなかった。さらに,rGXΔgE/gIとrGXΔTK/gE/gIはPRV特異的体液性免疫応答を促進した。rGXΔgE/gIにより誘導されるPRV特異的な体液性免疫反応は,rGXΔTK/gE/gIにより生じるそれと一致した。チャレンジ後,rGXΔgE/gIとrGXΔTK/gE/gIでワクチン接種したブタは,臨床徴候とウイルス放出を示さなかった。しかし,組織病理学的検出は,rGXΔgE/gI,rGXΔTK/gE/gIが脳と肺組織に病理学的病変を引き起こすことを明らかにした。まとめると,これらの結果は,TK/gE/gI遺伝子欠失組換えPRVがブタにおいてrGXΔgE/gIと比較してより安全であることを示した。データは,TK/gE/gI遺伝子欠失組換えPRVがPRの予防に対するより効果的なワクチン候補になることを示す。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  ウイルスによる動物の伝染病 
引用文献 (47件):
  • Li, X.; Zhang, W.; Liu, Y.; Xie, J.; Hu, C.; Wang, X. Role of p53 in pseudorabies virus replication, pathogenicity, and host immune responses. Vet. Res. 2019, 50, 9.
  • Pomeranz, L.E.; Reynolds, A.E.; Hengartner, C.J. Molecular biology of pseudorabies virus: Impact on neurovirology and veterinary medicine. Microbiol. Mol. Biol. Rev. 2005, 69, 462-500.
  • Klupp, B.G.; Hengartner, C.J.; Mettenleiter, T.C.; Enquist, L.W. Complete, annotated sequence of the pseudorabies virus genome. J. Virol. 2004, 78, 424-440.
  • An, T.Q.; Peng, J.M.; Tian, Z.J.; Zhao, H.Y.; Li, N.; Liu, Y.M.; Chen, J.Z.; Leng, C.L.; Sun, Y.; Chang, D.; et al. Pseudorabies virus variant in Bartha-K61-vaccinated pigs, China, 2012. Emerg. Infect. Dis. 2013, 19, 1749-1755.
  • Wu, R.; Bai, C.; Sun, J.; Chang, S.; Zhang, X. Emergence of virulent pseudorabies virus infection in northern China. J. Vet. Sci. 2013, 14, 363-365.
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