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J-GLOBAL ID:202102229236112298   整理番号:21A1075011

抗菌ペプチドはゼブラフィッシュ(Danio rerio)の初期発生時に発現し,免疫チャレンジにより誘導される【JST・京大機械翻訳】

Antimicrobial Peptides Are Expressed during Early Development of Zebrafish (Danio rerio) and Are Inducible by Immune Challenge
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 20  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7185A  ISSN: 2410-3888  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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抗菌ペプチド(AMPS)は原生動物から後生動物への免疫の進化における祖先成分である。それらの発現は,感染チャレンジにより構成または誘導可能である。それらの構造と活性において詳細に特性化されているが,脊椎動物胚発生の間のAMPSの時間的および空間的発現は,まだ十分に理解されていない。本研究では,ゼブラフィッシュにおける選択したAMPを同定し,初期発生時のそれらの発現,および成体動物における実験的免疫チャレンジについて,さらなるAMP研究に対するこの遺伝的に扱いやすいモデルシステムを確立する目的で,特性化した。利用可能なゲノムデータベースをマイニングすることにより,他の脊椎動物由来のAMPと相同なゼブラフィッシュAMP配列をさらなる研究のために選択した。これらは,パラシンIおよびその酵素カテプシンD,β-デフェンシン(DB1),肝臓発現抗菌ペプチド2(LEAP2),殺菌透過性増加蛋白質(BPI)およびクロモグラニン-Aおよび-B(CgAおよびCgB)を含んだ。242bpと504bpの間の関心とアンプリコンの各AMP遺伝子のRT-PCR増幅のために特異的プライマーを設計し,成体ゼブラフィッシュから抽出したRNAから得た。アンプリコンの配列決定と,他の脊椎動物種由来のAMPからのそれらの推定アミノ酸配列のアラインメントは,それらの同一性を確認した。AMPsの一時的発現は,受精卵母細胞,胚および成体個体におけるRT-PCR分析によって調査した。パラシンIとカテプシンD転写物は受精直後に検出可能であったが,CgAとCgBの転写物は受精後48時間で開始し始めた。LEAP2とDB1の成熟転写物は成体ゼブラフィッシュでのみ検出されたが,BPI転写物は受精後12日目から開始できた。感染チャレンジによるAMP発現の可能なアップレギュレーションを探索するため,リポ多糖類とリポテイコ酸のカクテルの腹腔内注射により成体ゼブラフィッシュで実験を行った。CgAとCgBを除き,全ての試験したAMPに対応するアンプリコンは,非感染対照と比較し,実験動物でより強いシグナルを示した。本研究は,個体発生から成体までのゼブラフィッシュにおけるAMPの初期発現に関する情報を提供するとともに,微生物によるそれらの誘導性を示した。この情報は,培養における抗生物質の使用の代替法として,新しい予防戦略を作動させるのに有用である。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生と分化  ,  遺伝子発現  ,  遺伝子操作  ,  魚類  ,  分子遺伝学一般 
引用文献 (58件):
  • Park, C.H.; Valore, E.V.; Waring, A.J.; Ganz, T. Hepcidin, a urinary antimicrobial peptide synthesized in the liver. J. Biol. Chem. 2001, 276, 7806-7810.
  • Lauth, X.; Shike, H.; Burns, J.C.; Westerman, M.E.; Ostland, V.E.; Carlberg, J.M.; Van Olst, J.C.; Nizet, V.; Taylor, S.W.; Shimizu, C.; et al. Discovery and characterization of two isoforms of moronecidin, a novel antimicrobial peptide from hybrid striped bass. J. Biol. Chem. 2002, 277, 5030-5039.
  • Asmamaw, B. Hepcidin and its roles in fish. J. Zool. Stud. 2016, 3, 1-10.
  • Katzenback, B.A. Antimicrobial peptides as mediators of innate immunity in teleosts. Biology (Basel) 2015, 4, 607-639.
  • Wang, G.; Li, X.; Wang, Z. APD3: The antimicrobial peptide database as a tool for research and education. Nucleic Acids Res. 2016, 44, D1087-D1093.
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