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J-GLOBAL ID:202102229685493573   整理番号:21A2240394

トウモロコシの穂腐病を引き起こす8種のFusarium種を同定するための高分解能融解(HRM)曲線アッセイ【JST・京大機械翻訳】

High-Resolution Melting (HRM) Curve Assay for the Identification of Eight Fusarium Species Causing Ear Rot in Maize
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 270  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7256A  ISSN: 2076-0817  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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トウモロコシ植物はFusarium属の真菌病原体にしばしば感染する。純粋培養の顕微鏡的検査または交尾個体群への帰属によるこれらの種の分類学的特性化は時間がかかり,特定の専門知識を必要とする。信頼できる分類学的帰属は,DNA配列の分析によって強化される可能性がある。種特異的PCRアッセイはほとんどのFusarium病原体に対して利用可能であるが,トウモロコシに感染する種の数は分析に必要な労力とコストを増加させる。本研究では,PCRアンプリコンの融解曲線の分析に基づいてトウモロコシの主要Fusarium病原体に対する診断アッセイを確立した。Fusariumの分子分類で広く使用されてきた遺伝子RPB2とTEF-1の短いセグメントを,リアルタイムサーモサイクラで普遍的なプライマーで増幅し,生成物の高分解能融解(HRM)曲線を記録した。トウモロコシ穂の主要なFusarium病原体,F.cerealis,F.culmorum,F.graminearum,F.equiseti,F.poae,F.perteatum,F.tricinctum,およびF.verticillioidesの間で,対F.culmorum/F.graminearumを除くすべての種は,RPB2遺伝子の304bpセグメントのHRM分析によって識別できた。後者の2種は,TEF-1遺伝子の247bpセグメントのHRM分析によって区別できた。アッセイを真菌株の純粋培養から抽出したDNAを用いて検証し,感染トウモロコシ穂から抽出した全DNA及びPCRマスターミックスに直接添加した真菌菌糸(コロニーPCR)に適用した。HRM分析は,複数の真菌病原体の診断に適した費用効率の高い方法を提供する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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菌類による植物病害  ,  微生物検査法 
引用文献 (64件):
  • Xu, X.; Nicholson, P. Community ecology of fungal pathogens causing wheat head blight. Annu. Rev. Phytopathol. 2009, 47, 83-103.
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  • Ferrigo, D.; Raiola, A.; Causin, R. Fusarium toxins in cereals: Occurrence, legislation, factors promoting the appearance and their management. Molecules 2016, 21, 627.
  • Duncan, K.E.; Howard, R.J. Biology of maize kernel infection by Fusarium verticillioides. Mol. Plant Microbe Interact. 2010, 23, 6-16.
  • Thompson, M.E.H.; Raizada, M.N. Fungal pathogens of maize gaining free passage along the silk road. Pathogens 2018, 7, 81.
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