文献
J-GLOBAL ID:202102229901434118   整理番号:21A0573518

レスベラトロールは収縮期心不全患者の炎症過程を緩和することにより心機能を改善する【JST・京大機械翻訳】

Resveratrol Improves Heart Function by Moderating Inflammatory Processes in Patients with Systolic Heart Failure
著者 (25件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 1108  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7134A  ISSN: 2076-3921  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
心不全におけるレスベラトロール(RES)の影響は動物モデルで既に評価されている。しかし,ヒト臨床試験では,まだ確認されていない。本研究の目的は,収縮期心不全患者(駆出率低下またはHFrEFによる心不全)におけるレスベラトロール治療の効果を評価することであった。このヒト臨床試験では,NYHA(ニューヨーク心臓協会)クラスII-III HFrEFの60人の外来患者を登録し,無作為に3か月間100mgのレスベラトロールを毎日またはプラセボのいずれかに投与する2群に分けた。研究の開始時および終了時に,6分間歩行試験,肺活量測定,クオリティオブライフアンケートの質,実験室試験およびRNAプロファイル分析を行った。収縮期および拡張期左室機能ならびに全体的縦歪は,レスベラトロール治療群(RES)で有意に改善した。運動能力,換気パラメータおよび生活の質もRES群で有意に改善した。並行して,心臓バイオマーカーレベル(脳性ナトリウム利尿ペプチド(NT-proBNP)とガレクチン-3のN末端プロホルモン)は,処置群で減少した。炎症性サイトカインのレベルは,白血球電子伝達鎖蛋白質の発現レベルの減少の結果として,RES補給後に有意に減少した。本研究の主な知見は,標準心不全療法に追加したRES治療が,HFrEF患者の炎症過程の緩和により,心機能と臨床状態を改善する事である。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の化学・栄養価  ,  循環系疾患の薬物療法 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (56件):
  • Ponikowski, P.; Voors, A.A.; Anker, S.D.; Bueno, H.; Cleland, J.G.F.; Coats, A.J.S.; Falk, V.; Gonzalez-Juanatey, J.R.; Harjola, V.; Jankowska, E.A. ESC Guidelines for the diagnosis and treatment of acute and chronic heart failure. The Task Force for the diagnosis and treatment of acute and chronic heart failure of the European Society of Cardiology (ESC). Eur. Heart J. 2016, 37, 2129-2200.
  • Greenberg, B.H. A Treatment Approach for Patients with Chronic Systolic Heart Failure. Rev. Cardiovasc. Med. 2016, 17, S22-S29.
  • Mosterd, A.; Hoes, A.W. Clinical epidemiology of heart failure. Heart 2007, 93, 1137-1146.
  • Ziaeian, B.; Fonarow, G.C. Epidemiology and aetiology of heart failure. Nat. Rev. Cardiol. 2016, 13, 368-378.
  • Swedberg, K.; Komajda, M.; Böhm, M.; Borer, J.S.; Ford, I.; Dubost-Brama, A.; Lerebours, G.; Tavazzi, L. Ivabradine and outcomes in chronic heart failure (SHIFT): A randomised placebo-controlled study. Lancet 2010, 376, 875-885.
もっと見る

前のページに戻る