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J-GLOBAL ID:202102229983474672   整理番号:21A0899252

マイクロバイオーム解析は腸Microbiotaの調節を介して下痢に対するヤクからのLactobacillusの減弱効果を明らかにする【JST・京大機械翻訳】

Microbiome Analysis Reveals the Attenuation Effect of Lactobacillus From Yaks on Diarrhea via Modulation of Gut Microbiota
著者 (9件):
資料名:
巻: 10  ページ: 610781  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7063A  ISSN: 2235-2988  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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国内ヤク(Bos grunniens)はチベット高原に固有であり,貧弱な生息場所と栽培条件により高い下痢率を示す。Lactobacillusは,ヒトおよび/またはマウスモデルにおける抗菌,成長促進および腸微生物叢として有益な効果を発揮することが示されているが,ヤクから分離したLactobacillusに関する関連データは利用できなかった。したがって,本研究では,マウスモデルにおける腸微生物群に及ぼすヤクからのLactobacillusの影響を調べ,Lactobacillus補給が腸微生物叢を調節することにより下痢を軽減するかどうかを決定することを目的とした。V3-V4領域の16S rRNA遺伝子アンプリコン配列決定のために,4つの群からの合計12のileacサンプルを採取した。その結果,Lactobacillus添加はマウスの腸内微生物叢の多様性を変化させなかったが,一部の腸内微生物叢の比率は有意に変化した。特に,Lactobacillus処理群(L群)におけるLactobacillusとSphingomonasの比率は,対照群(C群)と比較して増加したが,Pantoea,Cutibacterium,Glutamicibacter,Turicibacter,Globicatella,Microbacterium,Facklamia,未同定のCorynebacteriaceae,Brachybacterium,およびStaphylococcusはL群で有意に減少した。対照的に,大腸菌(E.coli)感染は,Globicatella,アシネトバクター,Aerococcus,およびComamonasのような有益な細菌の割合を有意に減少させ,一方,病原性細菌の負荷は,Roseburiaおよびメガスphaerを含む有意に増加した。興味深いことに,Lactobacillus投与は,Paenibacillus,Aerococcus,Comamonas,Acinetobacter,Corynebacterium,Facklamia,およびGlobicatellaなどの病原性細菌の相対的存在量を減らすことによって,大腸菌誘発下痢マウスの微生物群集構造を改善することができた。本研究の結果は,Lactobacillus補給が腸微生物叢を改善するだけでなく,マウスの下痢を軽減し,それは腸微生物叢の構成と機能を調節することによって媒介されるかもしれないことを明らかにした。さらに,本研究は,ヤクにおける下痢の予防および治療システムの確立のための新しい理論的基礎を提供することが期待される。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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微生物の生態  ,  腸 
引用文献 (85件):
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  • CarmichaelW. W. (1992). Cyanobacteria secondary metabolites-the cyanotoxins. J. Appl. Bacteriol. 72, 445-459. doi: doi: 10.1111/j.1365-2672.1992.tb01858.x
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