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J-GLOBAL ID:202102230742673383   整理番号:21A0329578

自動運転車の運行設計領域拡大のための時空間制約を用いた交通管制システム

Traffic Control System Serving as Spatiotemporal Constraints for Autonomous Vehicles
著者 (12件):
資料名:
巻: J104-D  号:ページ: 2-10 (WEB ONLY)  発行年: 2021年01月01日 
JST資料番号: U0473A  ISSN: 1881-0225  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,高度化する自動運転技術を多目的なモビリティサービスへ適用,実証する動きが活発になっている.多様なサービスを提供する自動運転車両を実現するには,一般道に多く存在する信号のない交差点や見通しの悪い箇所での自動走行が望まれる.そこで本論文では,自動運転車の運行設計領域を拡大することを目的とした交通管制システムを提案する.提案システムは,見通しの悪い交差点を通行するために自動運転車両が遵守すべき制約条件をクラウド上の交通管制サーバより提供することを特徴とする.制約条件は場所と時刻によって表現される進入禁止情報であり,ネットワークカメラ画像をクラウドで処理して得られた管制エリア内の車両の位置と予測進路に基づいて計算される.管制制御と自動運転車両の自律的判断の制約条件を介した協調によって,見通しの悪い交差点であっても自動運転車両の通過が可能となり,自動運転車両を起因とする交通効率低下を抑制する.シミュレーション及び実車実験を通して,提案システムの効果を確認した.(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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交通管制・規制 
引用文献 (13件):
  • 須田義大,“自動運転によるスマートモビリティ-移動の最適化がもたらす社会システムの変革,” システム/制御/情報,vol.61, no.12, pp.475-480, 2017.
  • SAE International, “Taxonomy and definitions for terms re-lated to driving automation systems for on-road motor vehicles (J3016B),” Tech. Rep., SAE International, 2018. https://www.sae.org/standards/content/j3016_201806/
  • 中村亮裕,加藤武男,後藤邦博,大濱吉紘,清水司,“自動・手動車両混在環境での交通管制のための車両追跡システム,” 第26回画像センシングシンポジウムSSII2020, IS2-33, 2020.
  • 手嶋茂晴,福田春生,秦野広道,加藤英洋,野原健美,草山真一,高田広章,和田錦一,佐藤浩司,“自動走行車/人運転車混在環境での交差点合流調停方式の提案と走行実験,” 第17回ITSシンポジウム2019,1-A-01, 2019.
  • 高木良貴,橋本隆志,白土良太,小松岳嗣,高益謙,山崎知広,“追浜工場完成車無人搬送システムにおける自動運転技術,” 自動車技術会2017年秋季大会学術講演会講演予稿集,pp.65-70, 2017.
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