文献

J-GLOBAL ID：202102230862646711   整理番号：21A1025875

金型高精度加工システムの開発(第7報)異形工具の加工誤差予測システムの開発

Development of Machining Error Prediction System for Barrel Lenz Tools

著者 (4件)： 姫宮一輝 (広島県総技研) ,  西川隆敏 (広島県総技研) ,  前田圭冶 (広島県総技研) ,  久保田将矢 (広島県総技研)
資料名： 広島県立総合技術研究所西部工業技術センター研究報告(Web)  (Bulletin of the Hiroshima Prefectural Technology Research Institute, Western Region Industrial Research Center (Web))
号： 63  ページ： ROMBUNNO.3 (WEB ONLY)  発行年： 2020年09月 
JST資料番号： U2252A  ISSN： 2436-7540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 工具径を変えずに切削領域を広げることができる異形工具が注目されている。その1つであるバレルレンズ工具について,工具たわみを起因とする加工誤差の予測システムを開発した。予測計算にはバレルレンズ工具の刃先形状のモデル化や等高線・走査線の掃引形状をモデル化する必要があるため,その手法も提案した。開発した計算システムは傾斜面の切削実験によって検証し,予測された切削力や加工誤差は測定結果と比較して概ね一致していた。また,実金型モデルで生じる加工面段差に当システムを活用して切削条件の再検討を行うことで,加工面段差が32.3μmあった部分を5.9μmにまで低減することができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *金型 ,  *精密加工 ,  予測誤差 ,  たわみ ,  刃先 ,  等高線 ,  *エンドミル加工 ,  シミュレーション ,  切削抵抗 ,  工具 ,  斜面 ,  表面粗さ ,  *モデリング
準シソーラス用語： タッチセンサ ,  *異形工具 ,  *加工誤差 ,  掃引 ,  走査線 ,  段差 ,  *予測システム

分類 (1件)： フライス加工  (QC02030R)

引用文献 (5件)：

• 西川他:精密工学会誌,83,3,195(2017)
• W.P.Wang and K.K.Wang:IEEE Computer Graphics and Applications,6,12,8(1986)
• 金子他:精密工学会誌,74,5(2008)
• 岩部他:日本機械学会論文集,81,832,15(2014)
• 西川他:広島県立総合技術研究所西部工業技術センター研究報告,57,9(2014)

タイトルに関連する用語 (6件)： 金型 ,  高精度加工 ,  開発 ,  工具 ,  加工誤差 ,  予測システム