文献
J-GLOBAL ID:202102231025323198   整理番号:21A2819731

抗二量体Lex抗体SH2による二量体Lewis Xの認識【JST・京大機械翻訳】

Recognition of Dimeric Lewis X by Anti-Dimeric Lex Antibody SH2
著者 (17件):
資料名:
巻:号:ページ: 538  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7290A  ISSN: 2076-393X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
結腸および肝臓腺癌に蓄積する,炭水化物抗原二量体Lewis X(DimLex)は,抗癌治療を開発するための貴重な標的である。ワクチンとして天然のDimLex抗原の使用は,正常,健康な細胞に見られるLex抗原に対する自己免疫反応を誘発する。したがって,抗DimLexモノクローナル抗体(mAbs)により認識されるが,抗Lex mAbsにより認識されるエピトープを持たないDimLexにより示されるDimLexの免疫原性能と,DimLexにより示される内部エピトープの探索を目的とした。この状況において,DimLexのオリゴ糖断片およびLex類似体を用いた滴定および競合阻害実験によって,抗DimLex mAb SH2により認識されたエピトープをマッピングすることを試みた。これらの結果を,抗Lex mAb SH1および抗高分子Lex mAb 1G5F6および291-2G3-Aについて報告された結果と比較した。SH1は,非還元末端Lex三糖類に局在するエピトープを認識するが,SH2,1G5F6および291-2G3-Aは,Lex複合体よりDimLex抱合体に対しより大きな親和性を有する。しかし,Lex三糖類はSH2に対する重要な認識要素であり,(1G5F6および291~2G3-A)はLexのすべての3糖単位と接触する。mAb SH1とは対照的に,抗ポリマー性Lex mAbはGlcNAcアセトアミド基と接触し,エピトープが非還元末端Lexからさらに伸長することを示唆した。SH2の結果は,このエピトープがDimLexが複合糖質によって提示されるときにのみ認識されることを示した。DimLexは,Lex三糖類を結合する-d-GlcNAc-(13)-d-Gal結合のまわりで2つの立体配座を採用することを報告した。これらの立体配座の1つだけがSH2によって認識され,この立体配座がDimLex-ウシ血清アルブミン(DimLex-BSA)のような複合糖質の一部として提示されるとき,この立体配座が有利であることを提唱する。蛋白質または脂質への共役を介したオリゴ糖候補の適切な提示は,DimLexに基づく抗癌ワクチンまたは免疫療法の設計に必須である。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗原・抗体・補体の生化学  ,  ウイルスの生化学  ,  抗原・抗体・補体の生産と応用  ,  抗原・抗体・補体一般 
引用文献 (71件):
  • Soliman, C.; Yuriev, E.; Ramsland, P.A. Antibody recognition of aberrant glycosylation on the surface of cancer cells. Curr. Opin. Struct. Biol. 2007, 44, 1-8.
  • Hakomori, S.-I. Glycosylation defining cancer malignancy: New wine in an old bottle. Proc. Natl. Acad. Sci. USA 2002, 99, 10231-10233.
  • Singhal, A.K.; Ørntoft, T.F.; Nudelman, E.; Nance, S.; Schibig, L.; Stroud, M.R.; Clausen, H.; Hakomori, S. Profiles of Lewisx-containing Glycoproteins and Glycolipids in Sera of Patients with Adenocarcinoma. Cancer Res. 1990, 50, 1375-1380.
  • Hakomori, S.; Kannagi, R. Glycosphingolipids as Tumor-Associated and Differentiation Markers. J. Natl. Cancer Inst. 1983, 71, 231-251.
  • Hakomori, S. Tumor malignancy defined by aberrant glycosylation and sphingo(glyco)lipid metabolism. Cancer Res. 1996, 56, 5309-5318.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る