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J-GLOBAL ID:202102231111463427   整理番号:21A1366022

リン,窒素,ケイ素を含む新規難燃剤の合成とエポキシ樹脂への応用【JST・京大機械翻訳】

Synthesis of a Novel Flame Retardant Containing Phosphorus, Nitrogen, and Silicon and Its Application in Epoxy Resin
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 10  ページ: 7094-7105  発行年: 2021年 
JST資料番号: W5044A  ISSN: 2470-1343  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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1,3,5-トリグリシジルイソシアヌレート,9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-ホスファフェナントレン-10-オキシド,および3-アミノプロピルトリエトキシシランの間の制御可能な開環付加反応によって,リン,窒素,およびケイ素を含む新規難燃剤(TDA)を首尾よく合成し,次に,難燃性エポキシ樹脂(EPs)を調製するために,ビスフェノールAジグリシジルエーテルとTDAをブレンドした。TDAの化学構造と成分を,Fourier変換赤外(FTIR)スペクトル,31P核磁気共鳴,およびX線光電子分光法によって確認した。熱重量分析の結果から,TDA導入後,硬化EPは337.6°Cの最小初期分解温度で良好な熱安定性を維持し,EP/TDA-5試料のチャー収率は純EP熱硬化性に比べて76.2%増加した。さらに,25.0wt%のTDA(1.05wt%リン負荷)の添加により,硬化EPの限られた酸素指数値は純EPの22.5%から33.4%に増加し,垂直燃焼V-0評価が容易に達成された。一方,TDAの取り込み後,EP/TDA-5試料の全熱放出および全煙生成は,円錐熱量計試験において,それぞれ28.9および27.7%減少した。難燃性性能と難燃性機構を,走査電子顕微鏡,FTIR,エネルギー分散分光,および熱分解ガスクロマトグラフィー/質量分析によってさらに分析した。結果は,リン,窒素,およびシリコンの相乗効果が,気相と凝縮相の両方で優れた難燃性役割を果たすことを明らかにした。さらに,硬化EP熱硬化性樹脂の機械的及び動的機械的性質は破壊よりも良く維持された。すべての結果は,TDAがエポキシ樹脂を優れた難燃性で付与し,工業分野で大きな有望性を持つことを示した。Copyright 2021 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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難燃剤  ,  抵抗性 
物質索引 (1件):
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