抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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夜間に吹雪による視界不良が発生した場合には,交通事故のリスクが高くなる.ゆえに,夜間における視界不良を検知可能なシステムの構築が必要である.本研究では,CCTVカメラを用いて夜間の視界不良を検知可能とすること目指す.CCTVカメラ映像から視界状況を評価する指標としてWIPSの有効性が確認されている.しかしながら,WIPSは夜間を対象としておらず,夜間に撮影された映像では,晴天時と吹雪時のWIPSの差が小さくなる.そこで本稿では,CCTVカメラ映像の画像内で,晴天時と吹雪時のWIPSの差が大きな領域を動的に算出する手法を提案する.提案手法により算出された領域から求めるWIPSの値を用いることで,夜間の視界不良検知の実現が期待できる.本稿の最後では,実際のCCTVカメラ映像を用いて実験を行い提案手法の有効性を確認する.(著者抄録)