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J-GLOBAL ID:202102231426915763   整理番号:21A0182222

SARS-CoV-2主要プロテアーゼの潜在的阻害剤を発見するための構造に基づく仮想スクリーニングと生化学的検証【JST・京大機械翻訳】

Structure-Based Virtual Screening and Biochemical Validation to Discover a Potential Inhibitor of the SARS-CoV-2 Main Protease
著者 (10件):
資料名:
巻:号: 51  ページ: 33151-33161  発行年: 2020年 
JST資料番号: W5044A  ISSN: 2470-1343  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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SARS-CoV-2による最近の流行は,世界中の医療および経済危機を引き起こしている。この危機は,すでに承認された薬剤を用いて,この新規ウイルスに対する可能な治療戦略を発見する緊急の必要性を引き起こした。このウイルスの主なプロテアーゼ(Mpro)は,COVID-19に対する潜在的薬物標的となる翻訳ポリペプチドを切断する上で重要な役割を果たす。Mproの最近発見された三次元構造を利用して,薬剤バンクから承認された薬剤をスクリーニングし,コンピュータ法を用いてMproに対する可能な阻害剤を見出し,さらに生化学的研究でそれらを検証した。ドッキングおよび分子動力学研究は,DB04983(デナフソール)が最良の滑りドッキングスコア,-11.884kcal/molおよびMM-PBSA結合自由エネルギー-10.96kcal/molを示した。Mproに対するin vitro阻害効果について,コバシスタット,カングレロール(著者らの研究室における以前の計算研究),およびデナフソル(現在の研究)を試験した。これらの薬物のIC_50値は,それぞれ~6.7μM,0.9mMおよび1.3mMであったが,表面プラズモン共鳴を用いて計算した解離定数の値は,それぞれ~2.1μM,0.7mMおよび1.4mMであった。コビシスタットはin silicoおよびin vitroの両方でMproの最も効率的な阻害剤であることを見出した。結論として,HIVに対して使用されているFDA承認薬であるコビシスタットは,COVID-19と戦うのを助けるSARS-CoV-2の主要プロテアーゼに対する良好な阻害剤として役立ち,またこれらの結果はCOVID-19に対する合理的な構造に基づく薬物設計の基礎を形成できる。Copyright 2021 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗ウイルス薬の基礎研究  ,  酵素一般 

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