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J-GLOBAL ID:202102231449561914   整理番号:21A0516205

紀伊半島中央部に分布する三波川変成岩類および四万十付加体の構造発達史:野外調査およびジルコンU-Pb年代からのアプローチ

Tectonic evolution of the Sanbagawa Metamorphic and Shimanto Accretionary complexes: Approaches from field survey and zircon U-Pb age
著者 (3件):
資料名:
巻: 67th  ページ: ROMBUNNO.PR0175(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1296A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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白亜紀当時の日本列島が位置していたユーラシア東縁の沈み込み帯では,深部で三波川変成岩類が,浅部で四万十付加体が形成されていたことが知られている.本研究は,三波川変成岩類および四万十付加体の沈み込み帯深部・浅部での形成から陸上露出までの一連のプロセスを解明することを目的とし,両地質体が直接接している紀伊半島中央部において,野外調査および砕屑性ジルコンU-Pb年代測定を行った.野外調査の結果,両地質体を含めた白亜紀地質体は,互いに断層で境された3タイプの地質体に区分でき,構造的上位に分布する地質体タイプほど沈み込み帯深部相の特徴を示していることがわかった.またU-Pb年代測定の結果から,ジルコン年代のスペクトルパターンとその変遷,すなわち後背地とその変遷が地質体タイプごとに異なることがわかった.これらの結果は,沈み込み帯深部の地質体ほど構造的上位にのし上がる繰り返し構造の存在と,繰り返し構造形成の断層活動が逆断層成分および横ずれ成分のいずれも有していたことを示唆する.(著者抄録)
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分類 (2件):
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年代測定  ,  構造地質学・テクトノフィジクス一般 

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