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J-GLOBAL ID：202102232125972592   整理番号：21A0359172

陸生ラン藻イシクラゲの放射性セシウム蓄積へのカリウム化合物の影響

Effect of potassium compound on the accumulation of radioactive cesium in terrestrial cyanobacterium Nostoc commune

著者 (7件)： 佐々木秀明 (明星大 教育) ,  宗像賢一郎 (いわき明星大 科学技術) ,  村木研志 (いわき明星大 科学技術) ,  作山快 (いわき明星大 科学技術) ,  吉田勇稀 (いわき明星大 科学技術) ,  佐藤健二 (日本大 工) ,  竹中裕行 (マイクロアルジェコーポレーション MAC総合研)
資料名： Algal Resources  (Algal Resources)
巻： 13  号： 2  ページ： 91-93  発行年： 2020年12月 
JST資料番号： F1952A  ISSN： 1883-3284  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 陸生ラン藻のイシクラゲ Nostoc communeは高濃度の放射性セシウムを蓄積していた。本研究では,土壌特性がN.communeによる放射性セシウムの取り込みに及ぼす影響を調べた。培養実験の結果,N.communeは汚染された砂,ローム,腐葉土からそれぞれ放射性セシウムを吸収していることが確認された。特に砂では,N.communeへの放射性セシウムの濃度係数が高かった。カリウム化合物を土壌に添加すると,N.communeによる放射性セシウムの蓄積が強く抑制された。KNO₃,KH₂PO₄,K₂SO₄の3種類のカリウム化合物のうち,K₂SO₄が最も顕著な抑制効果を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ネンジュモ属 ,  *セシウム同位体 ,  土壌特性 ,  原子炉事故 ,  *汚染土壌 ,  *カリウム化合物 ,  バイオレメディエーション ,  放射能除染 ,  *イシクラゲ ,  東電福島第一原子力発電所事故 ,  *セシウム放射性同位体 ,  *微生物 ,  *植物 ,  *隠花植物 ,  廃棄物処理 ,  浄化 ,  処理 ,  生物学的廃棄物処理 ,  除去
準シソーラス用語： *Nostoc commune ,  移行係数 ,  福島第一原子力発電所事故 ,  *放射性セシウム

分類 (2件)： プランクトン  (FH02050R) ,  環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 陸生 ,  ラン藻 ,  イシクラゲ ,  放射性セシウム ,  蓄積 ,  カリウム化合物