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J-GLOBAL ID:202102232454629117   整理番号:21A0027506

ニジェールのサヘル地域における化学肥料のマイクロ投与と局所有機物の組み合わせによるトウジンキビ[Pennisetum glaucum (L.)]生産性の増加

Increasing Pearl Millet [Pennisetum glaucum (L.)] Productivity by Combining Micro-dosing of Chemical Fertilizer and Local Organic Matters in the Sahel Region, Niger
著者 (3件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 189-200  発行年: 2020年12月 
JST資料番号: F0874B  ISSN: 1882-8450  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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マイクロ投与(MD)技術は西アフリカのサヘル地域で普及し,農家が入手可能な金額の化学肥料を効率的に利用することを確実にする。しかし,播種後の予想外の干ばつ条件は,しばしば化学肥料のMDを受けた種子に深刻な被害をもたらすことが観察された。これは肥料の酸性度に起因する。したがって,サヘル地域におけるMD技術の有効性を検証する必要があった。ニジェールの2つの村の農民の圃場において圃場試験を実施し,MD技術と有機物(OM)投入を組み合わせた土壌管理方法を示す実証試験を行った。4つの処理,すなわち対照としてのゼロ施用,MD単独による肥料施用,OM単独施用,並びにMDおよびOMによる肥料の共施用を実施した。MDによる単独肥料施用は,対照と比較して,トウジンキビの成長および収量に正の効果を示さなかった。しかし,OM単独施用,並びにMDおよびOMを用いた肥料の共施用は,土壌肥沃度および栄養取込のレベルを改善することにより,トウジンキビのシュート乾物量および子実収量を増強する高いポテンシャルを有した。これらの結果は,栄養捕獲と緩衝剤としての能力の低いサヘルの砂質土へのOM投入の重要性を示し,化学肥料投入の正の効果を強化した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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施肥法・肥効  ,  作物栽培一般 
引用文献 (37件):
  • Bagayoko, M., N. Maman, S. Palé, S. Sirifi, S. J. B. Taonda, S. Traore, and S. C. Mason 2011. Microdose and N and P fertilizer application rates for pearl millet in West Africa. African J. Agric. Res. 6: 1141-1150.
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