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J-GLOBAL ID:202102232635963690   整理番号:21A1258986

自動生成されたテストケースが自動バグ修正の結果に与える影響の分析

Analysis of the Impact of Automatically Generated Test Cases on the Results of Automatic Bug Repair
著者 (4件):
資料名:
巻: 120  号: 407(SS2020 28-46)  ページ: 25-30 (WEB ONLY)  発行年: 2021年02月24日 
JST資料番号: U2030A  ISSN: 2432-6380  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ソフトウェア開発においてデバッグにかかるコストを削減するために,自動バグ修正に関する研究が盛んに行われている.その中でも広く研究されているテストスイートベースの自動バグ修正はテストケースの品質に依存するが,品質の良いテストケースの作成には多くのコストがかかる.近年,テスト工程にかかるコストの削減のために,テストケースの自動生成に関する研究が行われている.我々は,自動生成されたテストケースを自動バグ修正に利用することで,テストケース作成にかかるコストの削減を期待できると考えた.本研究では自動生成されたテストケースが自動バグ修正の結果にもたらす影響に関して,修正パッチの生成の成功率に基づいて調査を行った.OSSプロジェクトで実際に発生したバグを対象に実験を行った結果,自動生成されたテストケースを用いた修正では23個のバグに対して,人の手で作成したテストケースを用いた修正では13個のバグに対してパッチが生成された.共通してパッチが生成されたバグは3個であり,実際にパッチを生成したバグが異なることが明らかになった.また,テストケースを自動生成する際の基準であるカバレッジの違いによってパッチ生成の成功率が異なることが明らかになった.(著者抄録)
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分類 (1件):
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計算機システム開発 
引用文献 (12件):
  • R. Abreu, R. Gao, Y. Li, W.E. Wong, and F. Wotawa. A survey on software fault localization. IEEE Trans. Software Engineering, Vol. 42, No. 8, pp. 707-740, 2016.
  • A. Arcuri and G. Fraser. Evosuite: automatic test suite generation for object-oriented software. In Proc. ACM SIGSOFT Symposium and European Conference on Foundations of Software Engineering (ESEC/FSE), pp. 416-419,2011.
  • A. Bacchelli, F. Ferrucci, H.C. Gall, G. Grano, F. Palomba, and D. Serra. On the effectiveness of manual and automatic unit test generation: ten years later. In Proc. IEEE/ACM Int’l Conf. on Mining Software Repositories (MSR), pp.121-125, 2019.
  • T. Ball, M.D. Ernst, S.K. Lahiri, and C. Pacheco. Feedbackdirected random test generation. In Int’l Conf. on Software Engineering (ICSE), pp. 75-84, 2007.
  • E.T. Barr, Y. Brun, C.L. Goues, and E.K. Smith. Is the cure worse than the disease? overfitting in automated program repair. In Proc. Joint Meeting on Foundations of Software Engineering, p. 532-543, 2015.
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