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J-GLOBAL ID:202102232724065787   整理番号:21A0850823

対流境界層の乱流熱輸送機構における都市キャノピの影響

EFFECTS OF URBAN CANOPY ON TURBULENCE HEAT-TRANSFER PROCESS IN CONVECTIVE BOUNDARY LAYER
著者 (6件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: I_481-I_488(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0102B  ISSN: 2185-4661  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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建物や道路からなる都市キャノピーを模擬した加熱粗面上に発達した対流境界層における乱流輸送過程を,ラージエディシミュレーション(LES)により数値的に検討した.粗面なしの理想的な場合との比較を通じて,粗面により温度場と速度場との乱流輸送過程の非相似性が顕著となることを明らかにした.温度場の乱流フラックスは速度場のものと定性的にも一致せず,特に,建物直上において値が急増した.一方,粗面が速度場に与える影響は小さかった.このような乱流フラックスの相違に呼応して,都市キャノピーを含む境界層内に形成される組織構造についても,主流方向に伸長する筋状構造の強度など温度場は速度場と異なる特性を有した.(著者抄録)
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分類 (1件):
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局地循環,気流 
引用文献 (22件):
  • Defraeyer, T. and Carmeliet J.: Convective heat transfer coefficients for exterior building surfaces: existing correlations and CFD modelling, Energy Conversion and Management, Vol. 52, pp.512-522, 2011.
  • Roth, M.: Review of atmospheric turbulence over cities, Q J R Meteorol Soc, Vol. 126, pp. 941-990, 2000.
  • Britter, R.E. and Hanna, S.R.: Flow and dispersion in urban areas, Annu Rev Fluid Mech, Vol. 35, pp. 469-496, 2003.
  • Kanda, M.: Progress in the scale modeling of urban climate: Review, Theor Appl Climatol, Vol. 84, pp. 23-33, 2006.
  • Grimmond, C.S.B.: Progress in measuring and observing the urban atmosphere, Theor Appl Climatol, Vol. 84, pp. 3-2, 2006.
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