抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:Toll様受容体(toll-likereceptor,TLR)-2,TLR-4及び単球走化性蛋白質-1(monocytechemotacticprotein-1)を検討する。MCP-1)は胎膜早破(prematureruptureofmembrane,PROM)、絨毛羊膜炎における臨床意義である。方法:2017年9月から2018年1月までに,延辺大学付属病院産科で分娩した満期PROM患者52例(満期PROM群),未満期PROM患者46例(未満期PROM群),満期胎児膜完全患者40例(対照群)。顕微鏡下で絨毛膜と羊膜組織に≧5個の好中球浸潤があり、絨毛膜羊膜炎と診断された。出産後に胎盤と胎膜組織を採取し、免疫組織化学染色を行い、半定量的積分法により染色結果判定を行った。未満期PROM群の新生児は臍帯を出産し、臍帯血を採取してMCP-1含有量を測定した。順位和検定とχ2検定を用いて統計分析を行った。【結果】PROM群と満期PROM群の胎盤組織におけるTLR-2の陽性率は,それぞれ,80.43%(37/46)と78.85%(41/52)であり,TLR-4の陽性率は,それぞれ86.96%(40/46)と82であった。対照群[TLR-2]の69%(43/52)は対照群より高かった。57.50%(23/40),TLR-4陽性率;62.50%(25/40)で,有意差があった(P<0.05)。しかし,満期群と満期群の間に有意差はなかった(P>0.05)。46例の未満期PROM患者のうち、胎盤胎膜病理検査により絨毛羊膜炎11例、非絨毛羊膜炎35例を認めた。絨毛羊膜炎群の胎盤組織におけるTLR-2陽性率[100.00%(11/11)]とTLR-4陽性率[90.91%(10/11)]は非絨毛羊膜炎群[それぞれ74.29%(26/35)と85]より高かった。71%(30/35)であったが,有意差はなかった(P>0.05)。絨毛羊膜炎群の新生児臍帯血のMCP-1含有量[109.12(74.72222.12)ng/L]は非絨毛羊膜炎群[60.52(48.52135.12)ng/L]より高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。結論:胎盤組織におけるTLR-2、4の発現増加はPROMの発生発展と関係がある可能性がある。新生児臍帯血中MCP-1含有量の上昇は絨毛羊膜炎の発生を提示できる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】