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J-GLOBAL ID：202102233292229285   整理番号：21A2844148

ヒトチブロウイルス:共生または致死病原体?【JST・京大機械翻訳】

Human Tibroviruses: Commensals or Lethal Pathogens?

著者 (4件)： Kuhn Jens H. (Integrated Research Facility at Fort Detrick, National Institute of Allergy and Infectious Diseases, National Institutes of Health, Fort Detrick, Frederick, MD 21702, USA) ,  Pan Hao (Shanghai Municipal Center for Disease Control and Prevention, Shanghai 200336, China) ,  Chiu Charles Y. (Division of Infectious Diseases, University of California, San Francisco, CA 94143, USA) ,  Stremlau Matthew (Equator Labs Incorporated, Washington, DC 20011, USA)
資料名： Viruses (Web)  (Viruses (Web))
巻： 12  号： 3  ページ： 252  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7293A  ISSN： 1999-4915  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ラブドウイルスは,ネガティブセンスRNAウイルス(Mononegavirus:Rhabdoviridae)の大規模で生態学的に多様なファミリーである。これらのウイルスは,予想外に多様な植物,脊椎動物,無脊椎動物に感染し,全てのヒト生息大陸に分布する。しかし,わずかのラブドウイルスは,ヒトに感染することが知られている:レダントウイルス(Le Dantecウイルス),いくつかのリサウイルス(特に狂犬病ウイルス),およびいくつかの小胞ウイルス(例えば,Chandipuraウイルス,小胞性口内炎ウイルス)。最近,いくつかの新しいラブドウイルスが,中央および西アフリカで生活する健康および重症の個人の血液中で発見された。これらのウイルスBas-Congoウイルス,Ekpomaウイルス1,およびEkpomaウイルス2は,ほとんど理解されていないrhabdovirus属Tibrovirusのメンバーである。塩基性ゲノム構造以外に,チブロウイルスは狂犬病ウイルスや小胞性口内炎ウイルスのようなよく研究されたrhabdovirusとほとんど類似性がない。これら3つのヒトチブロウイルスは互いに非常に多様であり,それらの各々は,現在,ビットミッドまたは健康なウシからのみ知られているチブロウイルスと密接にクラスターする。血清型研究は,ヒトチブロウイルス感染が一般的であるが,ほとんど完全には認識されないことを示唆する。この多様なウイルス群の病原性の可能性は不明である。ある種のチブロウイルスは良性であり,ヒトによく適応可能であるが,他は新しく出現し,重大な疾患を生じる。ここでは,チブロウイルスの現在の知識をレビューし,ヒトの健康へのそれらの影響の評価が緊急の優先事項であると主張する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 脊椎動物 ,  ヒト ,  RNAウイルス ,  病原性 ,  クラスタ ,  大陸 ,  *病原体 ,  狂犬病ウイルス ,  生態学 ,  口内炎 ,  無脊椎動物 ,  塩基性 ,  血清型
準シソーラス用語： 生息 ,  ゲノム構造 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (10件)： Bas-Congoウイルス ,  ビートライスヒルウイルス ,  Bivensアームウイルス ,  沿岸平原ウイルス ,  Ekpomaウイルス ,  ラブドウイルス ,  スイートウォーターブランチウイルス ,  Tibrogarganウイルス ,  チブロウイルス ,  TIBV

分類 (5件)： 感染症・寄生虫症一般  (GD01010H) ,  ウイルスの生理一般  (EG04041H) ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  (GW22010D) ,  ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y) ,  ウイルスによる植物病害  (FC04054G)

引用文献 (87件)：

• Dietzgen, R.G.; Kondo, H.; Goodin, M.M.; Kurath, G.; Vasilakis, N. The family Rhabdoviridae: Mono- and bipartite negative-sense RNA viruses with diverse genome organization and common evolutionary origins. Virus Res. 2017, 227, 158-170.
• Kuzmin, I.V.; Walker, P.J. Vector-borne rhabdoviruses. In Arboviruses: Molecular Biology, Evolution and Control; Vasilakis, N., Gubler, D.J., Eds.; Caister Academic Press: Wymondham, UK, 2016; pp. 71-88.
• Walker, P.J.; Firth, C.; Widen, S.G.; Blasdell, K.R.; Guzman, H.; Wood, T.G.; Paradkar, P.N.; Holmes, E.C.; Tesh, R.B.; Vasilakis, N. Evolution of genome size and complexity in the Rhabdoviridae. PLoS Pathog. 2015, 11, e1004664.
• Walker, P.J.; Blasdell, K.R.; Calisher, C.H.; Dietzgen, R.G.; Kondo, H.; Kurath, G.; Longdon, B.; Stone, D.M.; Tesh, R.B.; Tordo, N.; et al. ICTV virus taxonomy profile: Rhabdoviridae. J. Gen. Virol. 2018, 99, 447-448.
• Amarasinghe, G.K.; Ayllón, M.A.; Bào, Y.; Basler, C.F.; Bavari, S.; Blasdell, K.R.; Briese, T.; Brown, P.A.; Bukreyev, A.; Balkema-Buschmann, A.; et al. Taxonomy of the order Mononegavirales: Update 2019. Arch. Virol. 2019, 164, 1967-1980.

タイトルに関連する用語 (2件)： 共生 ,  病原体