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J-GLOBAL ID：202102233575631009   整理番号：21A0276268

パラ結晶ポリ(ビニルトリフルオロアセテート)における強誘電挙動【JST・京大機械翻訳】

Ferroelectric behavior in paracrystalline poly(vinyl trifluoroacetate)

著者 (3件)： Barique Mohammad A. (Department of Applied Chemistry and Biochemical Engineering, Shizuoka University, 3-5-1, Johoku, Naka-ku, Hamamatsu, Shizuoka 432-8561, Japan) ,  Matsuda Yasuhiro (Department of Applied Chemistry and Biochemical Engineering, Shizuoka University, 3-5-1, Johoku, Naka-ku, Hamamatsu, Shizuoka 432-8561, Japan) ,  Tasaka Shigeru (Department of Applied Chemistry and Biochemical Engineering, Shizuoka University, 3-5-1, Johoku, Naka-ku, Hamamatsu, Shizuoka 432-8561, Japan)
資料名： Journal of Polymer Engineering  (Journal of Polymer Engineering)
巻： 41  号： 1  ページ： 19-26  発行年： 2021年 
JST資料番号： B0448B  ISSN： 0334-6447  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 強誘電性の観点から,パラ結晶性ポリ(ビニルトリフルオロアセタート)の誘電挙動を調べた。このポリマーは,その鎖立体配座におけるアタクチック配列により,大きなCF_3双極子モーメント(2.3Debye)と構造欠陥を有する。高電場下で欠陥を持つパラ結晶中の双極子を回転させることが可能である。誘電挙動を20から200°Cで測定した。α緩和領域では,大きな誘電率と誘電緩和強度(1100°Cでλ=17)が観察された。試料上のCoronaポーリングをDC磁場80MV/mと80°Cで行った。強誘電性D-Eヒステリシスループを高電場下で観察し,40°Cでの残留分極と抗電場はそれぞれ15mC/m2と155MV/mであった。パルス半導体レーザにより照射された電極を通して,電流から熱電応答と熱刺激電流を測定した。約6μC/m2Kの焦電定数が観察され,ポーリング温度近くで安定であった。ポリ(ビニルトリフルオロアセタート中の強誘電性は,そのパラ結晶中の分子鎖の回転とCF_2双極子の配向から生じる。ポリ(ビニルトリフルオロアセタート)誘電体は,高い電力密度,人工皮膚,筋肉および他のフレキシブルエレクトロニクスを有するキャパシタに使用できる。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： コンデンサ ,  重合体 ,  双極子モーメント ,  誘電緩和 ,  誘電体 ,  誘電率 ,  立体配座 ,  強誘電性 ,  双極子 ,  パルス ,  *パラ結晶 ,  分子鎖 ,  抗電場
準シソーラス用語： フレキシブルエレクトロニクス ,  α緩和 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： D-Eヒステリシスループ ,  誘電緩和 ,  強誘電挙動 ,  パラ結晶ポリ(ビニルトリフルオロアセテート) ,  焦電性

分類 (2件)： 高分子の分解,劣化  (CG03010A) ,  ゴム  (YH07020M)

タイトルに関連する用語 (2件)： パラ結晶 ,  挙動