抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本試験では,歯周健康,冠動脈心疾患(CHD),歯周炎または歯周炎とCHDの血漿と唾液ミエロペルオキシダーゼ(MPO)レベルへの影響を評価した。臨床的および歯周パラメータを,歯周炎患者(n=31),CHD患者(n=31),歯周炎およびCHD(n=31)患者,および唾液および血漿試料と共に健康な患者(n=31)から採取した。唾液および血漿MPOの中央値濃度は,CHD患者[血漿:26.2(18.234.4)ng/mg;唾液83.2(77.4101.5)ng/mL,p<0.01]および歯周炎+CHD患者[血漿:27.8(22.535.7)ng/mg;唾液85.6(76.5106.7)ng/mL,p<0.001]において,歯周炎および対照患者に関して,統計学的に高かった。単変量回帰分析を通して,c反応性蛋白質(CRP)とCHD(p<0.001)と歯周炎(p=0.024)は,血漿中のMPOと統計学的に相関していた。多変量回帰分析はCRPのみが血漿中MPOの予測因子であった(p<0.001)。唾液中の多変量回帰分析は,MPOレベルに関して,唯一の予測因子がCRP(p<0.001)と総コレステロール(p=0.035)であることを示した。本研究は,CHDと歯周炎+CHDの被験者が,歯周炎と健常対照者の被験者と比較して,MPOのより高い血漿と唾液レベルを有することを証明した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】