抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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整流器は,産業用機器や家庭電化製品などの各種システムで直流負荷用に広く利用されてきている。商用周波数電力線を用いる直流負荷の大部分は,個々に整流器を持っている。このような直流負荷に対して,エネルギー節減の観点から,個々の整流器の代わりに直流マイクログリッドを導入することが考えられる。整流器が誘発する交流側電流高調波は,送電系統における電力機器の過熱などの重大な問題を引き起こすが,それらは,力率補正(PFC)技術によって低減されるべきである。例えば,100Vと200Vのような二つの異なる電圧を提供する配電系統のために,単相3線電力線が使用されている。本論文では,二重電圧出力を持つ単相3線PFC整流器を提案した。これは直流マイクログリッドに適用できる。高調波電流を低減するために,整流器に電流インタリーブ技術を適用している。電圧センサレス制御も考慮した。整流器の定常状態および過渡的な性能を実験により考察し,整流器の実用性を確認した。(翻訳著者抄録)