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J-GLOBAL ID:202102234198633435   整理番号:21A0197236

Rhoキナーゼ2(ROCK2)特異的阻害剤KD025は肺動脈高血圧の発症を改善する【JST・京大機械翻訳】

The Rho kinase 2 (ROCK2)-specific inhibitor KD025 ameliorates the development of pulmonary arterial hypertension
著者 (3件):
資料名:
巻: 534  ページ: 795-801  発行年: 2021年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肺動脈高血圧(PAH)は,肺動脈の不可逆的リモデリングを特徴とする進行性で致命的な疾患である。何種類かのPAH薬剤が開発されているが,更なる薬剤が必要である。Rhoキナーゼ(ROCKs)はPAHの病因に関与し,従って,それらの阻害剤はPAHの発症を防ぐ可能性がある。しかし,PAHに対するROCKイソ型特異的阻害剤の治療効果は,ほとんど知られていない。ROCK2特異的阻害剤,KD025のin vitroおよびin vivo効果を,特発性肺動脈高血圧(IPAH)患者およびモノクロタリン(MCT)誘導肺高血圧(PH)ラットからの肺動脈平滑筋細胞(PASMC)を用い検討した。ROCK1の発現は正常およびIPAH-PASMCの間で類似していたが,ROCK2の発現は正常PASMCよりもIPAH-PASMCにおいて顕著に高かった。KD025は濃度依存的にIPAH-PASMCの加速増殖を阻害した(IC_50=289nM)。加速増殖もROCK2のsiRNAノックダウンにより低下した。MCT-PHラットでは,ROCK2の発現はPASMCでアップレギュレートされた。MCT-PHラットにおける右心室収縮期血圧の上昇は,KD025(1mg/kg/日)によって減弱した。これらの結果は,増強されたROCK2シグナル伝達がPAH発症の根底にある病原性機構に関与し,PAHの患者におけるPASMC増殖と血管リモデリングの促進を含むことを示唆する。したがって,ROCK2はPAHの治療のための新規治療標的である可能性がある。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  血管作用薬・降圧薬の基礎研究 
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