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J-GLOBAL ID:202102234500245745   整理番号:21A2914018

ドコサヘキサエン酸はウサギ心室筋細胞における酸化ストレスに起因する早期後脱分極の発生率を減少させる【JST・京大機械翻訳】

Docosahexaenoic Acid Reduces the Incidence of Early Afterdepolarizations Caused by Oxidative Stress in Rabbit Ventricular Myocytes
著者 (10件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 1912  発行年: 2012年 
JST資料番号: W3164A  ISSN: 1547-5271  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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蓄積する証拠は,ω-3-ポリ不飽和脂肪酸(ω-3-PUFAs)が心血管疾患の予防/治療に有益な効果を持つかもしれないが,その抗不整脈能に関しては議論が残っていることを示唆している。ω-3 PUFAsが酸化ストレスにより誘導される初期脱分極(EAD)を抑制できるかどうかは不明である。ウサギ心臓から分離した心室筋細胞におけるパッチクランプ法の電流クランプモードを用いて活動電位(AP)を記録した。H_2O_2(200μM)による筋細胞の処理は,活動電位持続時間(APD)を延長し,EADを誘導し,これはドコサヘキサエン酸(DHA,10または25μM,n=8)により有意に抑制された。イオン機構を明らかにするため,電圧クランプモードを用い,H_2O_2で前処理した心室筋細胞でのL型カルシウム電流(I_Ca,L),後期ナトリウム電流(I_Na)および一過性外向きカリウム電流(I_to)に与えるDHAの影響を検討した。H_2O_2(200μM)は,6分のH_2O_2潅流後,I_Ca,Lを対照から46.4%(-8.4±1.4pA/pF)からピークレベル(-12.3±1.8pA/pF,n=6,P<.01)に増加させた。H_2O_2増強I_Ca,LはDHA(25μM)により有意に減少した(定常状態で-7.1±0.9pA/pF,n=6,P<.01)。同様に,H_2O_2(-0.7±0.1pCから-3.2±0.3pCまで)により増加した後期I_Naは,DHA(25μM)により完全に逆転した(-0.8±0.2pC,n=5)。H_2O_2はまたピーク振幅とI_toの定常状態を8.9±1.0と2.16±0.25pA/pFから12.8±1.21と3.13±0.47pA/pFに増加させた(n=6,P<.01);しかしながら,DHA(25μM)による処理は,H_2O_2により変化したI_toの電流振幅または動力学のいずれにも有意な影響を及ぼさなかった。さらに,DHA(25μM)はウサギ心室筋細胞においてH_2O_2により誘導された細胞内活性酸素種(ROS)レベルの増加に影響しなかった。これらの知見から,DHAは外因性H_2O_2誘導EADを主に膜イオンチャンネル機能を調節することにより抑制するが,ROSに対する直接効果は顕著な役割を果たさないことを示した。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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循環系の基礎医学 
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