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J-GLOBAL ID:202102234504399135   整理番号:21A0291930

進行性軟部組織肉腫に対する高累積ドキソルビシン用量【JST・京大機械翻訳】

High cumulative doxorubicin dose for advanced soft tissue sarcoma
著者 (10件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-7  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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軟組織肉腫(STS)治療における推奨累積ドキソルビシン用量は,乳癌患者の遡及的研究からの心毒性データに基づいた。しかし,STSと乳癌の治療と予後は非常に異なり,乳癌データのみの参照はSTSにおけるドキソルビシン治療の有効性を反映しないかもしれない。したがって,本研究は,治療選択および臨床試験設計のための参照を提供するために,高累積ドキソルビシン用量で治療したSTS患者の臨床データをレビューし,分析することを目的とした。方法:2016年1月から2020年1月までにドキソルビシンに基づく化学療法を受けた進行性STS患者の臨床データを遡及的に収集し,分析した。患者は,標準用量群(初期診断後,ドキソルビシンの≦6サイクル投与)と過剰投与群(whoを,ドキソルビシン療法の6サイクルを不連続に受けた後,ドキソルビシン[ドキソルビシン-再投与]を再投与した)に分けた。患者特性,累積ドキソルビシン投与量,客観的反応率(ORR),疾患制御率(DCR),無増悪生存率(PFS),心毒性発生率,および治療有効性を両群で評価した。進行したSTSを有する合計170人の患者を募集した(標準用量群で146人,過剰投与群で24人)。平均累積ドキソルビシン用量は,標準用量群で364.04±63.81mg/m2,過剰投与群で714.38±210.09mg/m2であった。ORR,DCRおよび中央値PFSは,標準用量群で15.07,58.9%および6(95%信頼区間[CI]:5.8~6.5)か月であり,過剰投与群でそれぞれ16.67,66.67%および4(95%CI:2.0~5.8)か月であった。症候性心不全は,標準用量群の5人の患者(3.42%)と過剰投与群の1人の患者(4.17%)で生じた。心毒性を有するこれらの患者において,ドキソルビシンを中止し,それらの全ては,非制御腫瘍増殖で死亡した。薬物関連死は起こらなかった。推奨された累積線量を超えたドキソルビシンによる再投与または再チャレンジは,化学療法感受性進行肉腫の治療における有望な治療選択肢となり得る。前向き試験には更なる評価が必要である。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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