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J-GLOBAL ID:202102234547400882   整理番号:21A2844770

病気の高山マスクシカ(Moschus sifanicus)から分離されたウサギ出血性疾患ウイルス【JST・京大機械翻訳】

Rabbit Hemorrhagic Disease Virus Isolated from Diseased Alpine Musk Deer (Moschus sifanicus)
著者 (9件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 897  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7293A  ISSN: 1999-4915  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ウサギ出血性疾患ウイルス(RHDV)はウサギ出血性疾患(RHD)の原因菌であり,その感染は養殖および野生ウサギにおいて7090%の死亡率をもたらす。RHDVはウサギで厳密に複製すると考えられている。しかしながら,RHDVゲノムまたはRHDVに対する抗体からの遺伝子セグメントが他の動物で検出されることを示す報告もある。ここでは,病気のアルピンムスクシカ(Moschussifanicus)からのRHDVの検出と分離を報告する。これらのシカにおける臨床症状は,臨床徴候のない突然死であり,内部器官における出血であった。病気の潜在的原因物質を同定するために,著者らは,死シカから採取した組織試料中のウイルスから遺伝子セグメントを検出するために,配列独立単一プライマー増幅(SISPA)を使用した。得られた配列から,RHDVゲノムと非常に高いヌクレオチド配列類似性を示すいくつかの遺伝子断片を同定した。さらに,試料中の電子顕微鏡を用いてカリシウイルス粒子を同定した。新しいウイルスをRHDV GS/YZと命名した。次に,ウイルスの全ゲノムを増幅し配列するために,RHDV株CD/中国のゲノム配列に基づくプライマーを設計した。ウイルスのゲノムは長さが7437ヌクレオチドであり,中国のウサギ株HBと98.7%の最も高いゲノム配列同一性を共有していた。ウイルスは完全長ゲノムとVP60遺伝子配列の両方に基づく系統発生分析に従ってRHDVのG2遺伝子型に割り当てられた。動物実験は,ウサギにおけるGS/YZ感染が,他のRHDVに起因するものと類似の肉眼的および顕微鏡的病変をもたらすことを示した。これはアルプスムスクシカから分離したRHDVの最初の報告であり,著者らの知見はRHDVの疫学と宿主範囲を拡張した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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ウイルスによる動物の伝染病  ,  ウイルス感染の生理と病原性 
引用文献 (43件):
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  • Meng, X.; Perkins, G.C.; Yang, Q.; Feng, Z.; Meng, Z.; Xu, H. Relationship between estrus cycles and behavioral durations of captive female alpine musk deer. Integr. Zool. 2008, 3, 143-148.
  • Abrantes, J.; van der Loo, W.; Le Pendu, J.; Esteves, P.J. Rabbit haemorrhagic disease (RHD) and rabbit haemorrhagic disease virus (RHDV): A review. Vet. Res. 2012, 43, 12.
  • Meyers, G.; Wirblich, C.; Thiel, H.J. Rabbit hemorrhagic disease virus--molecular cloning and nucleotide sequencing of a calicivirus genome. Virology 1991, 184, 664-676.
  • Liu, S.J.; Xue, H.P.; Pu, B.Q.; Qian, N.H. A new viral disease of rabbits. Anim. Husband. Vet. Med. 1984, 16, 253-255.
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