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J-GLOBAL ID:202102235376009405   整理番号:21A2112902

新規組換サイトトキシンIIを介したTGF-β仲介SMADシグナル伝達経路の標的化:黒色腫におけるNaja naja oxiana毒からの強力な蛋白質【JST・京大機械翻訳】

Targeting TGF-β-Mediated SMAD Signaling Pathway via Novel Recombinant Cytotoxin II: A Potent Protein from Naja naja oxiana Venom in Melanoma
著者 (15件):
資料名:
巻: 25  号: 21  ページ: 5148  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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現在の治療が黒色腫患者の望ましい結果をもたらさないので,より効果的な薬剤を同定する必要がある。他のヘビ毒蛋白質と共に,サイトトキシン-IIは腫瘍細胞において有望な結果を示した。本研究では,組換え細胞毒II(rCTII)をSHuff T7 Express細胞で発現させ,rCTIIのエピトープマッピングを行い,rCTIIの抗体結合領域を明らかにした。MTT(臭化3-(4,5-ジメチルチアゾール-2-イル)-2,5-ジフェニルテトラゾールイウム)アッセイを用いて,これらの細胞をrCTIIで処理した後のSK-MEL-3およびHFF-2細胞の生存性を評価した。qRT-PCRを行い,黒色腫におけるrCTII誘導シグナル伝達経路を明らかにするために,マトリックスメタロペプチダーゼ3(MMP-3),SMAD2,SMAD3,カスパーゼ-8,カスパーゼ-9,およびmiR-214の発現レベルを評価した。著者らの結果は,この毒素の予測エピトープとしてアミノ酸,616および1944の2つの領域がrCTIIの毒性を理解するために必須であることを示した。rCTIIによる黒色腫細胞の処理は,形質転換成長因子-β(TGF-)SMADシグナリング経路を実質的に阻害し,MMP-3とmiR-214の発現をダウンレギュレートした。この細胞毒はまた,主に内因性経路を介してアポトーシスを回復した。MMP-3とmiR-214のダウンレギュレーションは,黒色腫におけるrCTIIの抗転移特性と関係している可能性がある。TGFシグナル伝達経路に対するrCTIIの阻害効果は,アポトーシスの増加および癌細胞増殖の減少と関連する可能性がある。rCTIIのIC_50値は非腫瘍細胞よりメラノーマ細胞で低く,薬物としての潜在的影響を示す可能性がある。結論として,新規治療薬としてのrCTIIは黒色腫における強力で効率的な抗癌剤として役立つ可能性がある。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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抗腫よう薬の基礎研究 
引用文献 (41件):
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  • Erdei, E.; Torres, S.M. A new understanding in the epidemiology of melanoma. Expert Rev. Anticancer Ther. 2010, 10, 1811-1823.
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  • Turkson, J. Cancer drug discovery and anticancer drug development. In The Molecular Basis of Human Cancer; Humana Press: New York, NY, USA, 2017; pp. 695-707.
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