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J-GLOBAL ID：202102235893724761   整理番号：21A2950814

分散水文土壌植生モデル(DHSVM)と結合した歴史的流出データを用いた山岳流域に対する力学的ダウンスケール気候予測の検証【JST・京大機械翻訳】

Validating Dynamically Downscaled Climate Projections for Mountainous Watersheds Using Historical Runoff Data Coupled with the Distributed Hydrologic Soil Vegetation Model (DHSVM)

著者 (5件)： Hasan Mohammad M. (Department of Civil and Environmental Engineering, University of Utah, Salt Lake City, UT 84112, USA) ,  Strong Courtenay (Atmospheric Sciences, University of Utah, Salt Lake City, UT 84112, USA) ,  Kochanski Adam K. (Atmospheric Sciences, University of Utah, Salt Lake City, UT 84112, USA) ,  Burian Steven J. (Department of Civil and Environmental Engineering, University of Utah, Salt Lake City, UT 84112, USA) ,  Barber Michael E. (Department of Civil and Environmental Engineering, University of Utah, Salt Lake City, UT 84112, USA)
資料名： Water (Web)  (Water (Web))
巻： 12  号： 5  ページ： 1389  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7295A  ISSN： 2073-4441  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 観測された歴史的河川流出に関する動的ダウンスケール気候場の性能を,物理分布水文モデル(DHSVM)を用いて流域規模で評価した。気候予報システム再解析から得た境界条件による4km水平分解能で,気象研究&予報(WRF)モデルを実行することにより,動的ダウンスケール気候場を作成した。6つの水文モデルを,時間毎の時間ステップと30mの空間分解能でヨルダン川流域の6つの山岳支流流域のためにDHSVMを用いて開発した。流域のサイズは19km2から130km2まで変化した。モデルは,自然資源保存サービス(NRCS)の近隣の雪テレメトリー(SNOTEL)サイトから観測された気象データを用いて,1999~2004年の水年(WY)から6年間にわたり較正された。キャリブレーション結果は,平均Nash-Sutcliffe効率(NSE)が0.77より大きい,シミュレーションおよび観測河川流の間に非常に良く適合し,パーセントバイアス(PBIAS)および決定係数(R2)のような他の統計的パラメータに関して,非常に良い適合を示した。9年間の期間(WY20012009年)を歴史的ベースラインとして選択し,この期間に対する河川流出を,較正された水文モデルへの入力として動的ダウンスケール気候場を用いてシミュレートした。歴史的ベースライン結果は,0.45以上の平均NSEと0.50以上の決定係数で,シミュレーションと観測河川流量の満足な適合を示した。体積分析を用いて,全6流域に対する全歴史的基準期間に対するダウンスケール気候予測を用いてシミュレートした水の全体積は,パーセント誤差体積(PEV)に関して非常に良い推定を示す観測値よりも4%少ないことが分かった。しかし,個々の流域の場合,全年間水体積の解析は,推定全年間水容積がBig Cottonwood,City Creek,Millcreekで観測されている値より高く,また,小Cottonwood,Red Butte Creek,およびParleys Littellの観測された全年間水量よりも低く,キャリブレーション結果から得られた類似の特徴を示した。季節的分析は,このモデルがピーク季節の間,Big Cottonwood,City Creek,およびRed Butte Creekのために観察される流動体積を捕えることができ,そして,モデルは,乾季の間,Big Cottonwoodを除いて,すべての流域で観測される流動体積を捕えることができるのを示した。研究結果は,本研究で使用した動的ダウンスケール気候予測が,異なる統計的試験に基づく河川流出,全流量,および季節的流れ解析に関して満足に実行され,研究に関連した不確実性を考慮した大部分の流域について,流れパターンと流れ体積を満足に捉えることができることを示した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 不確実性 ,  流量 ,  給水 ,  気象 ,  *気候 ,  *流域 ,  境界条件 ,  気象データ ,  河川流 ,  *山岳 ,  乾季 ,  水文モデル ,  流動解析
準シソーラス用語： 河川流量 ,  河川流出 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 水供給 ,  ヨルダン川流域 ,  河川流量予測 ,  気候予測 ,  空間および時間変動

分類 (2件)： 水文学一般  (DC07010R) ,  流出解析  (DC07030N)

引用文献 (57件)：

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• Arnell, N.W. Climate change and global water resources: SRES emissions and social-economic scenarios. Glob. Environ. Chang. 2004, 14, 31-52.
• Zhu, T.; Jenkins, M.W.; Lund, J.R. Estimated impacts of climate warming on California water availability under twelve future climate scenarios. J. Am. Water Resour. Assoc. 2005, 41, 1027-1038.
• Sun, D.; Zhang, H.; Guo, Z. Complexity analysis of precipitation and runoff series based on approximate entropy and extreme-point symmetric mode decomposition. Water 2018, 10, 1388.
• Fleming, S.W.; Sauchyn, D.J. Availability, volatility, stability, and teleconnectivity changes in prairie water supply from Canadian Rocky Mountain sources over the last millennium. Water Resour. Res. 2013, 49, 64-74.

タイトルに関連する用語 (13件)： 散水 ,  文 ,  土壌 ,  植生 ,  モデル ,  歴史 ,  流出 ,  山岳 ,  流域 ,  力学 ,  スケール ,  気候予測 ,  検証