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J-GLOBAL ID:202102235971867049   整理番号:21A3311513

粘性高分子による膜の毛管結合:結合高分子/膜構造の浸透動力学と機械的完全性【JST・京大機械翻訳】

Capillary bonding of membranes by viscous polymers: Infiltration kinetics and mechanical integrity of the bonded polymer/membrane structures
著者 (16件):
資料名:
巻: 641  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多孔質媒質の毛細管浸透は,石油回収,土壌科学,および水文学の用途に影響する。浸透動力学は,細孔構造,流体特性,充填比の近似で異なる一連のモデルによって典型的に捉えられる。高分子メルトによる多孔質膜の毛管結合は膜デバイス製造にとって重要である。しかし,毛細管浸透動力学と得られた結合強度または機械的完全性の両方が報告されていない。本研究では,通常の細孔径200nmおよび親水性度の異なるポリエーテルスルホン(PES)膜における粘性ポリプロピレン(PP)の毛細管浸透の動力学を測定した。時間依存浸透深さを,結合PP膜/PES膜の断面を画像化することによりex situ定量化した。接着界面の微視的詳細を,高分解能ナノメカニカルイメージングによって特性評価し,一方,PES表面上のPPの接触角を,固着液滴法によって測定した。その結果,180°Cでの浸透動力学は,孤立した円筒細孔を意図する塩基性Lucas Washburnモデルと比較して,膜細孔構造(多孔性,屈曲度,細孔径)を組込んだCaiモデルにより良く記述されることが分かった。200°Cでの浸透速度は両モデルの予測よりも著しく遅く,これはPESがゴム状態に近づくと毛細管圧力による細孔変形/崩壊の結果であると仮定した。結合温度に関係なく,改質T-剥離試験によって定量化したように,結合PP膜/PES膜の得られた機械的健全性は膜の破壊強度によって決定され,浸透深さの増加とともに弱く減少した。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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膜分離 

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