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J-GLOBAL ID：202102236103718092   整理番号：21A2362004

溶融紡糸ポリ乳酸繊維の直径に及ぼす染料および顔料濃度の影響【JST・京大機械翻訳】

The Effect of Dye and Pigment Concentrations on the Diameter of Melt-Electrospun Polylactic Acid Fibers

著者 (3件)： Balakrishnan N.K. ,  Koenig K. ,  Seide G.
資料名： Polymers (Web)  (Polymers (Web))
巻： 12  号： 10  ページ： 2321  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7262A  ISSN： 2073-4360  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サブマイクロファイバとナノファイバは,粗い繊維より,より通気可能な織物を生成し,従って,織物産業で広く使用されている。それらを高分子溶液またはメルトを用いたエレクトロスピニングにより調製した。溶液エレクトロスピニングは微細な繊維を生成するが,毒性溶媒を必要とする。溶融エレクトロスピニングは,より環境に優しいが,ポリマーメルトの低い電気伝導率と高い粘度のため,技術的に困難である。ここでは,ポリ乳酸(PLA)の電気伝導率を改善するために添加剤として着色剤の使用について述べた。着色剤の添加はメルトの粘度を>100%増加させたが,純PLA(5GΩ)に比べて>80%の電気抵抗を低下させた。50MΩの最低電気抵抗を3%(w/w)インジゴを含む複合材料を用いて達成した。しかし,1%(w/w)アリザリンの添加により,最も薄い繊維(52.5m,純粋なPLA繊維より53%薄い)が得られた。走査電子顕微鏡は,インジゴを含む繊維が電気伝導率を阻害し,繊維直径を増加させる高分子凝集体を特徴とすることを明らかにした。凝集を避ける更なる改良により,提案したメルトエレクトロスピニングプロセスは,工業用溶液エレクトロスピニングおよび染色を補完または置換さえすることができた。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 凝集 ,  重合体 ,  走査電子顕微鏡 ,  電気伝導率 ,  粘度 ,  *顔料 ,  *染料 ,  染色 ,  繊度 ,  *溶融紡糸 ,  着色剤 ,  メルト ,  ナノファイバ ,  エレクトロスピニング ,  窒素複素環化合物 ,  エノン ,  芳香族縮合化合物 ,  ジケトン

著者キーワード (6件)： メルトエレクトロスピニング ,  PLA ,  ドペ染色 ,  バイオベース複合材料 ,  ナノ技術 ,  環境持続可能性

分類 (5件)： その他の紡糸・製糸  (YM03050G) ,  紡糸・製糸一般  (YM03010O) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  半合成・合成繊維  (YM03030K)

物質索引 (1件)： インジゴ

引用文献 (55件)：

• Brown, T.; Dalton, P.; Hutmacher, D.W. Melt electrospinning today: An opportune time for an emerging polymer process. Elsevier 2016, 56, 116-166.
• Huang, Z.-M.; Zhang, Y.Z.; Kotaki, M.; Ramakrishna, S. A review on polymer nanofibers by electrospinning and their applications in nanocomposites. Compos. Sci. Technol. 2003, 63, 2223-2253.
• Greiner, A.; Wendorff, J.H. Electrospinning: A Fascinating Method for the Preparation of Ultrathin Fibers. Angew. Chem. Int. Ed. 2007, 46, 5670-5703.
• Ma, B.; Xie, J.; Jiang, J. Rational design of nanofiber scaffolds for orthopedic tissue repair and regeneration. Nanomedicine 2013, 8, 1459-1481.
• Shin, S.-H.; Purevdorj, O.; Castano, O. A short review: Recent advances in electrospinning for bone tissue regeneration. J. Tissue Eng. 2012, 3, 2041731412443530.

タイトルに関連する用語 (5件)： 溶融紡糸 ,  ポリ乳酸繊維 ,  直径 ,  染料 ,  顔料