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J-GLOBAL ID：202102236263752725   整理番号：21A1189103

多人数合意形成を考慮した対話型進化計算による献立作成

Menu planning using Interactive Evolutionary Computation with consideration of multi-person consensus building

著者 (4件)： 武石光平 (東海大) ,  染谷博司 (東海大) ,  折登由希子 (広島大) ,  加島智子 (近畿大)
資料名： 知能システムシンポジウム講演資料(CD-ROM)  (Proceedings of the SICE Symposium on Intelligent Systems (CD-ROM))
巻： 48th (Web)  ページ： ROMBUNNO.A3-2 (WEB ONLY)  発行年： 2021年 
JST資料番号： X0905B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・以前に対話型遺伝的アルゴリズム(IGA)を献立作成支援に適用したが,家族などの複数人に対する嗜好を考慮するために合意形成を行う手法である並列分散IGAの適用を検討。
・料理(レシピ)の調理法や栄養情報がデータベースに登録され,材料がレシピ内の見出し(食材)になっているものとし,一汁三菜を基本とする献立(初期個体)をランダムに生成。
・複数の被験者は提示された各献立について好みに合うかで10段階評価を行い,最終世代目で選択されたエリート個体が最終的な献立として提案され,必要な料理の作り方を提示。
・システムによって提示される献立の各栄養素データの合計値が適性値からどの程度乖離しているかを評価する,栄養士エージェント1~2人を導入して被験者4名による実験を実施。
・初期個体時と合意結果それぞれに対する満足度を調べたところ,合意形成によって被験者の満足度が改善され,栄養バランスは栄養士エージェント2名を含む場合の方が適切に改善。

シソーラス用語： *人工知能 ,  *意思決定 ,  *進化的計算 ,  *遺伝的アルゴリズム ,  会話型処理 ,  料理 ,  材料 ,  献立 ,  情動 ,  実験
準シソーラス用語： *AI【人工知能】 ,  *合意形成 ,  レシピ ,  食材 ,  満足感 ,  被験者実験

分類 (2件)： 人工知能  (JE08000Z) ,  その他のオペレーションズリサーチの手法  (KA03070E)

引用文献 (3件)：

• 三木, 廣安, 富岡:”並列分散対話型遺伝的アルゴリズムを用いた合意形成システムの有効性”, 人工知能学会論文誌 20巻4号 C(2005年)
• 松本, 染谷:”対話型進化計算を用いた献立作成システムにおける嗜好抽出”, 平成26年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集, p1765-1766(2014年)
• ストプレ!献立に対する主婦へのアンケート調査 (2021/2/5 参照) https://straightpress.jp/20141120/68927

タイトルに関連する用語 (5件)： 多人数 ,  合意形成 ,  対話型 ,  進化計算 ,  献立