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J-GLOBAL ID:202102236284182356   整理番号:21A0023443

捕獲幼生のDNA検出から外挿した野外条件下のIxodes ricinusにおけるBorrelia spp.,Rickettsia spp.及びAnaplasma phagocytophilumの経卵巣透過【JST・京大機械翻訳】

Transovarial transmission of Borrelia spp., Rickettsia spp. and Anaplasma phagocytophilum in Ixodes ricinus under field conditions extrapolated from DNA detection in questing larvae
著者 (7件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 1-11  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7341A  ISSN: 1756-3305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Ixodes ricinusは,Lyme borrelia病原体Borrelia burgdorferi(sensu lato)に対する主要なヨーロッパのベクターダニを構成し,また,Anaplasma phagocytophilumおよびいくつかのRickettsia種と同様に,再発性熱ボレリア Borrelia miyamotoiである。実験室条件下で,Rickettsia spp.とBorrelia spp.について,特にB.miyamotoiに関して,次のダニ発生への経卵的伝達を記述し,一方,圃場条件下での経卵的移動の効率は,ほとんど研究されていない。ヒトと動物に対するダニ幼虫による潜在的感染リスクをよりよく推定するために,定量的実時間PCR(qPCR)を用いて,Borrelia,RickettsiaおよびA.phagocytophilum DNAについて50の採集された「ネッツ」(凝集した様式で鞭毛に付着する)から1500のI.ricinus幼虫を個々に調べた。”ネッツ”(クラッツ型で鞭毛に付着する)を,定量リアルタイムPCR(qPCR)を用いて,個々に調査した。”ネッツ”(クラッツ型で止めた幼生)を,それぞれ,Borrelia,RickettsiaおよびA.phagocytophilum DNAに対して検査した。50の巣のうちの39(それぞれ78.0%,95%CI:64.0~88.5%)は,Borrelia spp.およびRickettsia spp.DNAに対して陽性であり,3つの巣(6.0%,95%CI:1.3~16.5%)A.phagocytophilum DNAが検出された。全体として,少なくとも1つの病原体からのDNAは巣の90.0%(45/50,95%CI:78.2~96.7%)で検出された。1500の幼虫のうち,137は,Borrelia spp.DNA(9.1%,95%CI:7.7~107%),Rickettsia spp.DNA(22.7%,95%CI:20.6~24.9%),および3種のA.phagocytophilum DNA(0.2%,95%CI:0~0.6%)に対して陽性であった。陽性幼虫におけるBorrelia spp.およびAnaplasma spp.DNAの量は低く,2.7×100Borrelia 5S-23S遺伝子コピーおよび2.4x101A.phagocytophilum msp2/p44遺伝子コピーは平均で検出し,一方,Rickettsia陽性試料は平均5.4×102gltA遺伝子コピーを含んでいた。感染は巣の66.0%(33/50,95%CI:51.2~78.8%)と陽性幼虫の8.6%(38/443,95%CI:6.1~11.6%)で見られた。事実,幼虫は,両方の病原体が巣に存在するとき,Borrelia spp.またはRickettsia spp.に感染する有意に高い確率を有した。本研究は,圃場条件下でのI.ricinusにおけるRickettsia spp.およびBorrelia spp.の経卵性伝染に対する証拠を提供し,おそらく生態系における病原体の持続性を促進し,適切な貯水池宿主の存在への依存性を減少させる。他の研究で一般的に報告されている成体ダニにおける感染率と比較して,経卵性伝達を証明し,Rickettsiaおよび/またはBorrelia DNA陽性幼虫を含む巣の驚くほど高い割合を説明するために,更なる研究が必要である。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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異種生物間相互作用  ,  微生物感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症一般 
引用文献 (54件):
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