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J-GLOBAL ID:202102236840884919   整理番号:21A0017588

慢性閉塞性肺疾患におけるTリンパ球に対するBAFFの効果【JST・京大機械翻訳】

The effects of BAFF on T lymphocytes in chronic obstructive pulmonary disease
著者 (4件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 1-10  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7545A  ISSN: 1465-993X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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腫瘍壊死因子ファミリー(BAFF)発現に属するB細胞活性化因子は,慢性閉塞性肺疾患(COPD)で増加することが報告されている。しかし,この慢性炎症性疾患における役割は完全には理解されていない。以前の研究はBAFFもT細胞機能に影響することを示唆した。このため,COPDにおけるTリンパ球に与えるBAFFの影響を検討した。BAFFは喀痰と血漿の細胞で検出された。末梢血単核細胞(PBMC)をCOPD患者から単離し,BAFFまたはBAFF+BR3-Fc(BAFFアンタゴニスト)で治療した。CD4+細胞とCD8+細胞のアポトーシスを,フローサイトメトリによって分析した。CD4+細胞およびCD8+細胞を,それぞれCOPD患者の末梢血から単離し,BAFFまたはBAFF+BR3-Fcで治療した。インターフェロン-γ(IFN-γ)とインターロイキン-4(IL-4)はCD4+細胞で検出され,パーフォリンとグランザイムBはCD8+細胞で検出された。BAFF発現は,対照被験者と比較して,痰とCOPD患者の血漿の細胞で増加した。血漿BAFFレベルは,COPD患者の予測のFEV1パーセンテージと逆相関した。BAFFはCD4+細胞のアポトーシスを有意に変化させなかったが,COPD患者由来のCD8+細胞のアポトーシスを有意に阻害した。BAFFは,COPD患者由来のCD4+細胞におけるIFN-γ発現を増加させたが,これらの細胞においてIL-4の発現を有意に変化させなかった。BAFFは,COPD患者からのCD8+細胞におけるパーフォリンとグランザイムBの発現を増加させた。本知見はBAFFがTリンパ球に影響を及ぼすことによりCOPDにおける炎症反応に関与し,COPDの病因におけるBAFFの可能な役割を示唆する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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呼吸器の疾患 
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